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ストーリー

1/16(火)の放送
F40トロフィー(後編)

フェラーリ250 Le Mans (1964)

さて今回は、フェラーリがル・マン初勝利40周年を祝った空前の大イベント「F40トロフィー」の後編。フェラーリが所有するサーキット、イモラでは、歴代のフェラーリによるスプリントバージョンのル・マンも繰り広げられて、いよいよクライマックス。フェラーリにとっての最後のル・マンウイナー・250LMはもちろん、とんでもないマシンもたくさん出走する。20分間の耐久レースやF40のタイムトライアルもあった。

フェラーリ166 MM Barchetta Touring (1949/50)

1947年に独立したフェラーリ。誕生ままない1949年、戦争で10年間なかったル・マンの再開の最初の年、優勝を飾った166ミレミリア。フェラーリとしてはまたしてもない宣伝効果となり、世界にその名を知らしめた。それでいてフェラーリにはル・マン。イタリア語でレ・マンと名づけられるクルマが実に多いというのも納得できる。166ミレミリアのハンドルを握ったルイジ・キネッティも参加し、この日40年ぶりに再開を果たした。

フェラーリ512M (1971)

1970年のル・マンに出場した512Sは4位に終わり。上位を独占したポルシェ917kに大差をつけられた為、雪辱を期すために改良されたのがこちらの512M。しかし、それでもポルシェには追いつかずの3位という結果に終わった。実は、フェラーリは、1947年の166ミレミリア以来、ル・マンの優勝がないという事実もある。そして、1987年。フェラーリの創立40周年を記念してその名もF40と名付けられた別格のフェラーリが誕生。当時、マラネロの内部では"LM"と呼ばれた。