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ストーリー

1/23(火)の放送
アウディ『S』特集

Audi S4

今回は、アウディの非常にゼイタクなアウディ4台の特集である。それにしても、メルセデスやBMWと足並みを揃えてどんどん高性能になるこの世界のクルマは、一体どこまで行くのだろう。まずは、4.2リッター・344馬力のS4から。全長4.6メートルに満たないA4のボディに、新世代のコンパクトなV8エンジンとトルセン式のクワトロシステムを詰め込んだこのクルマは、確かに最新のアウディSシリーズの中では、いちばん控え目なのだが、スペックもつくりの良さも、そして値段の高さもハンパではない。

Audi RS4 Avant

さらにホットで飛びきりゼイタクでもある究極のA4。排気量はS4とまったく同じ4.2リッターながら、S4の5バルブに対してこちらは4バルブとし、アウディとして初めて8000回転以上も回る高回転型として生まれ変わったもの。パワーは22パーセントも引き上げられ、それは420馬力にも達していると言うのだ。まさにトップモデルであるこのRS4には、当然、ブレーキやサスペンションの特別なものとなり、そしてトルセン式のクワトロシステムも真っ先に最新世代のものが与えられている。

Audi S6 Avant

後半は、ナンとついにV10エンジン搭載に踏み切ったS6のアバント。4年前のジュネーブショーで、ランボルギーニ・ガヤルドがデビューしたとき、そのV10エンジンが、親元であるオウディのサルーンにも積まれることは、すでに決定していたのだろうか。その後、BMWのM5やフォルクスワーゲンのプレスティッジカーのディーゼルにV10の例が生まれてはいるが、やはりこれはドキッとするようなエンジンなのである。このほか、同じくV10を、アルミボディのプレスティッジサルーンを押し込んだS8を紹介する。