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ストーリー

12/26(火)の放送
軽特集・セルボ/ムーヴ他

スズキ セルボ

またしても軽自動車の特集である。21世紀を迎えた今、世界的にみても最も小さな部類に入るニッポンのケーというジャンルのクルマが、これほどの人気を集めるのもフシギと言えばフシギだが、それには確たる理由もあるに違いない。スズキからは70年代初めにフロンテクーペというシャレたスモールクーペがあって、数年後にそれが進化したのがセルボだった。軽ナンバーワンのスズキが、通算5代目となるセルボの名を復活させたのだ。

ダイハツ ムーヴ

ムーヴというクルマは、軽ナンバーワンのスズキを出し抜いてベストセラーの座についた売れっ子なのだが、今度はこれを皮切りに、まったく新しいプラットフォームを採用。先ごろのソニカよりもさらに大きな期待を抱かせる、ダイハツの次世代軽第1号なのである。今までのものより10センチも長いホイールベースは、もはや並みのリッターカー以上。エンジンも新型だし、ミッションもグレードに応じて実に多彩。今ダイハツでいちばん力のこもった軽と言っても良いだろう。

ミツビシekワゴン

本当に先鋭的なアイとうクルマを出したミツビシだが、そのアイの派生モデルが誕生するには、まだまだ時間がかかることだろう。そんな時期にミツビシが送り出した新型ekワゴンとは、これもミツビシのベストセラーだけに、なかなかうまいところを突いた軽である。この手の軽では初の電動スライドドアを用意したり、ekスポーツの一部を除いて、立体駐車場に入れる全高に押さえたり、芸は細かいのである。このほか3年前、軽の新基準をつくりあげ、絶賛されたホンダライフの今の姿も取り上げる。