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ストーリー

8/29(火)の放送
スズキSX4とゴルフ・プラス/Cマックス

SUZUKI SX4 1.5XG

古くから「軽ナンバーワン」の称号をほしいままにしてきたスズキ自動車だが、ごく最近の新たな動き、すなわち小型車の分野での世界戦略にも目を見張るものがある。2年前にデビューした新しいスイフトは、多くのライバルたちに一石を投じるような出来映えのクルマだったからだ。そして今回、そのスイフトを発展させた、SUV風のSXフォーが誕生。同じGM系列のフィアットから一足先にデビューした「セディチ」と、一卵性双生児にあたるクルマである。

Volkswagen Golf Plus GLI

フォルクスワーゲンが、5代目のゴルフをデビューさせた2003年の秋、同時にミニバン風のゴルフ・トゥーランというクルマを公開したことは記憶に新しいが、それが思ったほどには伸びなかったからだろうか、今度はもっとフツーのゴルフに近い印象のゴルフ・プラスが投入された。トゥーランは、3列シートの7人乗りもあるひとまわり大きなクルマだが、このプラスは、それよりも数センチ背が低く、フツーのゴルフより8.5センチ高いだけ。ホイールベースと全長・全幅はゴルフと同じなのである。

DANTA

Ford Focus C-MAX そしてこちらは、ヨーロッパ本国でゴルフとは人気を二分する実力派、フォード・フォーカスの新バリエーション、Cマックス。見た目はむしろ、ゴルフ・プラスよりも、よりミニバン風に感じられるが、その実、ホイールベースと全長・全幅はフツーのフォーカスと変わらず、全高も7センチしか高くないから、ゴルフ・プラスよりは2.5センチほど低いことになるのだ。このクルマのおもしろいところは、室内空間を使い道に合わせて変化させるユニークな方法である。