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8/22（火)の放送
ドロミテ（2）

ＣＯＶＡＲＡ

さて、いよいよ、コッパドロミテも後半。標高2000メートルの峠道から、3000メートル以上の美しい山々に見とれている余裕はないが、これはまさに天空を駆けるファンタジー。雪のためコースがかわりＣＯＶＡＲＡへ。途中、同時に２つの計測をしなくてはいけない区間があって、１つは指示時間に10秒前後の幅があり、その時間内に通過すればよいのだが、もう１つの計測は指示時間通りでなければならない。2つの計測場所が交互に難度も現れる。

Audi A6 allroad Quattro 4.2FSI

イタリア情緒たっぷりの街をいくつも通過していく。ここはコルチナ・ダンペッツォ。1956年冬季オリンピックがここで開かれた。そんなことはいいのだが、田辺さんたちは、2個のストップウォッチを駆使して一つひとつ丁寧に通貨時間を合わせていかなければならないのである。山岳に囲まれた美しい街をクラシックなクルマたちが通過点として到着した。街の人たちも冬場のスキーとまた違う、クルマのイベントも毎年楽しみにしているようだ。

ＤＡＮＴＡ

いよいよこのレースも終盤。途中、イタリア語もよくわからないなかほかのクルマについていこうと、何台かクルマを前にいかせる場面もあった。順位よりも参加したことに意味のある今回のレース。成績はどうあれ、2人はそのフシギな快感に酔いしれるのであった。結局、田辺さんたちは18位と健闘。アルプスの峻険を舞台におこなわれるこのクラシックカーレース。これを範として、日本でも長野県～山梨県を舞台に行われ、往年の名車が山道を走る。