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ストーリー

6/20(火)の放送
アルファブレア

Alfa Brera SkyWindow

2002年のジュネーブショーで、恐らくいちばん注目されたのが、このコンセプトカー、アルファ・ブレラだった。ジュジャーロが手がけた「迫力とエレガンスの同居するボディ」に、マセラティのV8とリアドライブのメカニズム。これは、アルファ久々のドリームカーだったのだ。そしてその夢は、紆余曲折の末に、159を軸とする新時代のアルファの、いわばGTVの生まれ変わりとして実を結ぶことになった。

Mercedes-Benz SLK200 KOMPRESSOR

初代のSLKが、世界初のバリオルーフを備えて登場したのが1996年。まだAクラスの生産が始まる前のことだったから、メルセデスもこんなに小さなクルマを作るのかと、しみじみと感じ入ったものだ。それから8年、2004年にSLKは生まれ変わった。ひとまわり大きく立派になったが、バリオルーフを継承するこのクルマは、よりスポーティーな性格に変更されたハズだった。これまでのテストではそうは感じられなかったのだが、今回のこのクルマには大いに期待していいらしい。

Audi TT Coupe 1.8T S-line Limited

アウディの歴史上初めてとも言うべきスポーティーなTTというクルマは、その成り立ちの基本はA3やゴルフと同じなのに、見事に新しいジャンルを確立してしまった成功作である。これこそ、ニュービートルとこのクルマのカタチをつくりあげたスタイリストの「デザインの勝利」と言うべきだろう。そんなTTも誕生から早9年。ドイツ本国ではすでに2代目の生産が始まっているようだが、この初代最後の特別限定車を目のあたりにすると、まだこのままでいいのに、と思わずにはいられない。