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ストーリー

5/23(火)の放送
アルファロメオ159/パサート 他

Alfa Romeo Alfa159 2.2JTS

アルファロメオの新たなイメージを確立した156の誕生から早や9年。その後継者は、予想に反して159という名前で登場した。今度は始めからあのジュジャーロの手も借りた、アルファならではの伊達なボディは、美しいのと同時に、ほとんど166並みに大きいことに驚かされる。そしてこの159の中身は、ボディ以上に新鮮。オールアルミの新型4気筒2.2はいまやチェーン駆動で直噴だし、6段マニュアルも新設計。ESPも標準装備されているし、衝突安全性の配慮も万全。これは、新時代のアルファなのである。

Volkswagan Passat 2.0T

そしていまや6世代目となった新型パサート。たいていの人は覚えていないだろうが、パサートこそは、K70のあと、初代ゴルフよりも1年先に生まれた、フォルクスワーゲンにとって極めて重要な存在なのだ。それはさておき、この新しいパサート、フェートンという超高級車がマボロシのままの日本では当然、フォルクスワーゲンのフラグシップであり続ける訳だが、どこから見てもその資質は充分なようである。セダンに3種類あるグレードの中から、今回はまず、中間の2.0ターボを選んでみた。

PEUGEOT407 ST 2.2

こちらはご存知・プジョー407。カーグラフィックの長期テスト車はワゴンの3.0V6だが、このテスト車は、今回の159やパサートに並べるためのセダンのST2.2.価格もパサート2.0Tとはほとんど同じものである。このクルマが初めて日本にやって来たときには、先代の406と較べて、あまりにも大きく様変わりしてしまったことに、なかなかなじめなかったことを思い出す。今回の比較では、どうなるのか。