カーグラフィックTV
ストーリー
4/24(火)の放送
アルファV6
SZ(ES30)今回はアルファのV6特集である。初代V6エンジンからは特別なモデルであるSZ。このSZという特別なモデルが本当に発売されると知ったとき、世界中のアルファロメオ・ファンの心境はとても複雑であったに違いない。エンジンは少しだけチューンされた初代V6にすぎないのに、モダールという特殊なプラスチックで作られたボディの中身は、すべてスーパーハンドリングを実現するためのものだった。実はこの特集、CGの姉妹誌ソロ・アルファ第6号とのコラボレーションなのである。 |
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147GTAGTAという名が意味するものは、アルファのファンにとってはまさに格別。しかし、時代が時代だから、156/スポーツワゴン、そしてこの147にまで派生した現代のGTAは、BMWのMやアウディのSあるいはRSとも同類の、飛びっきりスーパーなアルファを意味する。さすがに、Aの本来の意味である大幅な軽量化は望めないが、2代目のツインカム24バルブは究極のスペックを持ち、また、サスペンションもブレーキも走るためのものはすべて、このクルマを本物のGTAとするためのものなのだ。 |
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Brera 3.2 JTS Q4さて最後の1台は、これぞアルファの行く末を担う、まったく新しいV6エンジンと4WDシステムを備えるクーペ、ブレラ3.2Q4。156の次の世代となった159およびスパイダーと共に、このブレラも最初はちょっと戸惑いを覚えるほどの違いを感じさせたが、今回は、先ほどの特別な2台のあと、改めてじっくり乗ってみることにした。ブレラはけっこう大きく、そしてかなり重いのも事実だが、新型V6はむしろGTAよりもパワフルだし、新しい4WDシステムにも、大いに期待してよさそうなのである。 |