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ストーリー

2/21(火)の放送
ケイマンS

CaymanS

噂の新しいポルシェ、ケイマンというクルマが公衆の面前に現れたのは昨年9月、フランクフルトショーでのことだった。ポルシェ初のSUVカイエンに続いて、今度はケイマンという風変わりな名前を与えられたそのクルマは、最初から議論のマトとなった。単なるボクスターのクーペに過ぎないのか、それとも、実は911よりもスポーティーなクルマなのか。興味は尽きないのである。

Boxster

そして今度はボクスター。新しいケイマンSというポルシェが予想のさらに上を行っていたことに加えて、こちらはベーシックの2.7を選んでしまった不公平さから、今回の比較には少なからずムリがあるようにも思えるのだが、ノーマルのボクスターは非常にバランスの良い魅力的なクルマだから、と、これで押し通すことにした。デビュー以来すでに7年目を迎えたこの2代目ボクスター、まさにオープンスポーツカーのお手本であり、これまでただの一度も不満を感じさせたことのないクルマなのである。

911Carrera

さて、最後のポルシェはやはり911カレラ。これが真打ちだとか、クラスが上だからという思いは我々にはないのだが、むしろポルシェのオーナーたちとシュトゥットガルトの人々にとっては、ポルシェ・ファミリーの中での「住み分け」をどう考えるかは、永遠のテーマであるに違いない。ところでこのマッ赤な911は、カーグラフィック3月号のポルシェ・ケイマン特集に登場したそのものである。