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ストーリー

2/28(火)の放送
PWRC・新井敏弘

新井敏弘選手

WRC、世界ラリー選手権について、北海道の日本ラウンドも定着しているからよくご存知だろう。しかし、そのWRCには、トップクラスのWRカーで争われるタイトルの他に、ジュニアWRCと名付けられた、主として若手のドライバーを対象としたものと、もうひとつPCWRCすなわちノーマルカーのクラスがあって、そのPCWRCに出場する日本人ドライバー、新井敏弘選手が今回のゲストである。

PCWRC優勝セレモニー

新井選手は、2005年、PCWRCで日本人初の世界チャンピオンとなった。PCWRCも、F1のように世界を転戦して争われることや、ラリーの舞台には舗装路が主体のいわゆるターマックだけでなく、未舗装路だらけのグラベル、そして路面が雪と氷に覆われたスノーラリーもあることぐらいは常識かも知れない。番組では、新井選手に、そんな過酷なシーズンを振り返り、あるいはワールドラリーの実状について語っていただくことにした。

スバルPCWRC出場車

新井選手は、自らのラリーショップ=アライモータースポーツで仕立てた新型インプレッサのグループN仕様に乗る。ベースのSTIスペックCというインプレッサは、あくまでも市販車であり、価格も驚くほど高いわけではない。グループNの改造範囲は、基本的にドライバーとコドライバーの安全を守るためのものけだから、それで戦うにはベース車両の資質そのものが問われるのだ。