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ストーリー

10/4(火)の放送
ロードスターとMR-S/エリーゼ

マツダ・ロードスター

世界が認めるスポーツカー、マツダ・ロードスターの新型が、いよいよ日本の路上を走ることになった。コンセプトはまったく変わっていないようだが、進化の度合いはどうなのか。ロードスターというクルマは、本来一般名称であるロードスターをそのまま車名にしてしまったこともすごいが、生産台数が72万1千台以上という世界記録を更新し続けている!さて3代目の成り立ちは、ほんのひとまわり大きくなったボディが、格段に強化されているのにほとんど重くならず、また、むしろコンパクトに見えることに集約されているようだ。

トヨタMR-S Sエディション

さて、ロードスターの直接的なライバルと目されるただひとつのスポーツカーがこのMRS。いまやMGFの姿はなく、フィアット・バルケッタも存在感を失ってしまっているから、MRSという軽快なミドエンジン・ライトウェイトは実に貴重な存在なのである。このMRS自体、存在できるのもあと僅からしいのだが、3年前にマイナーチェンジされて以来の実力には、なかなか侮りがたいものがあるのをご存知だろうか。

ロータス エリーゼ

そして、真打ちという訳でもないのだが、かつては孤高の存在であったロータスが、久方ぶりに成功を収めた革新のエリーゼ。95年秋のデビューから早くも10年になるのだが、基本構造はそのままに2000年秋からシリーズ2となったこのスーパーライトは、依然として一切、ライバルの追随を許さぬほど特別な存在であり続けている。だから今回、敢えていちばん非力なローバーKシリーズエンジンを選んでみた。