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ストーリー

9/13(火)の放送
谷田部物語―後編

クルマの性能を調べる"ヤタベ"

皆さんは、クルマの絶対的な動力性能をさらけ出せるという作業がどんなものなのか、想像してみたことがおありだろうか。
かつて、クルマの性能が高くなかったころは、それはただ地味なだけの仕事だった。しかし、パワーが400、500、時には600馬力以上ともなると、全くの別世界。次元の異なる扱いが要求されるのだ。そんな新たな時代を迎えてからも、ヤタベは我々のホームグラウンドであり続けてくれたのであった。

マクラーレン・ホンダの性能計測

革命的な光学式速度計コレビットはついに、ターボF1の究極、マクラーレン・ホンダの性能計測というクライマックスを迎えることになった。

今では貴重な性能計測データ

これまで、36年間にもわたってカーグラフィックの誌面を飾ってきたヤタベでの性能計測データは、それ自体、タカラモノのような存在であると我々は考えている。厳正中立なそれらの数値は、あとからでは決して再現し得ない時代性までをも記録しているからだ。しかし、現在に至るまでの膨大な作業の裏には、これまた数え切れないほどのエピソードがあったのだ。