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ストーリー

8/30(火)の放送
新型ロードスター

誰でも乗れる奥深いクルマ

遂に、マツダの新型ロードスターに、日本国内で接触できる事になった。あのギネスブックにも載る程の「ベストセラー・スポーツカー」であるロードスターは、初代がデビューした1989年以来、97年登場の2代目を経て、今度は、正に正念場と言うべき3代目。そんな「ロードスターというもの」を振り返る。誰でも乗れる、というお気楽クルマ。新型ロードスターに皆が期待するのは、1989年に登場した初代ロードスターが巻き起こした、あの高揚感の記憶によるところが大きいのは間違いない。

ボディは大きくなったが見た目はコンパクト

1989年といえば、280ps時代による性能至上主義と、バブル経済がもたらした上昇志向のスポーツカーの世界への侵蝕が、まさにひとつの頂点に達していた頃。なのに、そんななかで登場した"ユーノス・ロードスター"は、絶対的な速さではなく、人とクルマの一体感にこそ価値を求めたクルマだった。しかし、この3代目、ホイールベースが65ミリも長くなっている他、ボディそのものも少しだけ大きくなってはいるが、見た目はむしろコンパクト。そして車重は、殆ど重くなっていないと言うのだからエライ。

新型ロードスターのリポートinつくば

台風7号が通り過ぎた直後のつくばサーキット。新型ロードスターのリポートは、既にカーグラフィックやナビの8月号で紹介されているのだが、日本国内で乗れる機会はこれが初めて。松任谷さんも田辺も猛暑をついて駆け付けたのであった。本当は普通の道も走ってみなければならないのだが、それは発売された後のお楽しみ、とする事にして、今回はとにかくツクバを数ラップ。そして、ユーノスと呼ばれた初代からの短くも長い16年を番組では振り返ってみる事にしよう。