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ストーリー

7/12(火)の放送
ラテンの小型車特集

シトロエン C4 1.6

最初の2台はシトロエンC4の1.6。先頃テストしたばかりの2リッターモデルは、我々の期待を大きく上回る、とても魅力的なクルマだったが、一足先に1.6を試してきたカーグラフィックのスタッフによると、実は1.6の方がさらに魅力的かもしれないと言うのだ。5ドア/3ドアともに、2.0よりそれぞれ60万円あるいは80万円以上も安い価格設定がなされた1.6は、当然いくつかの装備が省かれる他、ESPまでも失ってしまう事になるのが気になるが、そうと割り切ってしまえば、かなりのお買い得なのである。2.0とこの1.6との基本的な違いは、1.6の方は5ドア/3ドア共に4段オートマである事と、ホイールとタイヤが16インチである事。因みに、5ドアはスチールホイールだが、3ドアクーペの方は、1.6にもアルミホイールが標準装備されている。

ランチア ムーザ

一時は存在の危機に立たされたランチャだが、アルファとはまた別の品格を備えるランチャの名が消えてしまう心配などもう過去の話。その数こそ決して多くは無いが、ランチという名前にこそ相応しいニューモデルの計画も着々と進行しているのである。
ところでこのムーザとは、我々が今気に入っている小型車イプシロンのミニバンモデル。3ドアのイプシロンと比べると、ホイールベースは12センチ、全長では20センチ以上、そして全高でも13センチも大きい。伝説のグリルとランチャならではのセンスでイプシロンの兄弟になりきっているこのクルマ、やはり相当なシャレっ気なのである。

ルノー モデュス1.6

さて、最後の1台がこのルノー・モデュス。先ほどのランチャ・ムーザやプジョー407と共にデビューしたばかりのミニバンである。ベースはルーテシアで、ホイールベースもほとんど同じ。しかしトレッドは広く、全高は17センチも高い。それでいて全長は3.8メートル以内と、ホンダ・フィットよりも短めのプロポーションがやけにカワイイ。室内のデザインも、外見に負けないカワイらしさ。しかし豊富な物入れやリアシートの設計など、実用性はピカイチ。ルノーは元々、こういうクルマでも先駆者だったのだ。テスト車は1.6のオートマだが、他に1.4のマニュアルの用意もあるという。