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ストーリー

6/21(火)の放送
3シリーズとそのライバル

メルセデスベンツ C230コンプレッサー アバンギャルド

やはり、見た目はクルマの性格だけに留まらず、その奥にあるメーカーの哲学までを表しているに違いない。いまやCクラスには、このセダンの他にワゴンとクーペもあって、セダンとワゴンには180から5.5リッターV8の55AMGに至るまで、5種類ものエンジンが用意されている。このテスト車は、4気筒スーパーチャージシリーズのトップモデルなのだが、今回も迷わず、Cクラスの代表として再び登場させることにした。

アウディA4 2.0

BMWと共に、アウディがメルセデスとほとんど対等に格上げされて久しいが、今度のA4は、70年代初めの80から数えればもう7代目。と言っても、ボディデザインの大幅な変化を除けば、基本設計は従来通り。だからこれは、大掛かりなマイナーチェンジと見ておくべきだろう。
中でもこの2.0は、アウディ一流の5バルブエンジンを先代から受け継ぎ、しかしマルチトロニックと呼ばれるCVTは、通常の無段変則の他に、7段のステップを生かせるSレンジとマニュアルモードを加えた新型になっている。さて、その走りっぷりは‥

アウディA4  3.2 FSI クワトロ

そう。アウディの確たるアドバンテージのイメージはやっぱりクワトロにある。新型A4の場合、第一弾のラインナップは先ほどのベーシックな2.0のほかは、4気筒直噴ターボの2.0TFSIクワトロとV6の3.2FSIクワトロ共に4WD。ワゴンボディのアバントのほうも、これと全く同じ並びなのである。そこで本命のクワトロの方は、迷った挙句に直噴のV6エンジンを備えるトップモデルを選ぶことにした。ミッションは、ティプトロニックの6段オートマ。600万円を僅かに切る高価格だが、それだけの価値はある筈である。