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ストーリー

5/24(火)の放送
フジ・スピードウェイ

オープニング

日本のモータースポーツを40年近くに渡って支えてきたフジ・スピードウェイが、新たな時代を迎えるために一旦幕を降ろしたのは、一昨年の秋の事だった。その時の大イベント「フィナーレ」を目の当たりにした何万もの観客が改めて実感したのは、フィスコという舞台が、ひとりひとりの思い出よりも更に偉大であったという事実だった。
それから、1年と7ヶ月を経た2005年4月、見事に生まれ変わった新しいフジ・スピードウェイがついにオープン。今度は、コースの基本形は受け継ぎながらも、およそ考えられる設備はすべて最新のもの。その?落としとなるこのイベントも、フジの未来を大いに期待させるものだった。

ヤマハ7 & ニッサンR382

この日の圧巻のひとつが、このトヨタ・セヴン。ヤマハの協力を得て開発されたツインカムのV8エンジンを持つ、当時のグループセヴン・レースカーで、これはノンターボの5リッター仕様。
そしてもうひとつの圧巻がニッサンR382。6リッターのV12エンジンを持つこの21番は、69年のフジにおける日本グランプリで勝ったそのもの。つい最近になってレストアされたものだという。

GT選手権

そして、このイベントのもう一つの目玉が、日本のレース界で一番人気のGT選手権の公開練習。そのトップドライバー達も、フジの新しいコースを走るのは今回が初めて。服部選手や本山選手、どんな手応えを感じているのだろうか。