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ストーリー

4/5(火)の放送
ジュネーブショー パート1

ジュネーブショー2005

さて、今回は、お待ちかねのジュネーブショー。毎年、自動車業界の春の訪れを告げるジュネーブも、今年でちょうど100周年。ヨーロッパのクルマの流れを世界に発信し続けてきたショーだけに、今年も期待は大いに高まる。パートワンの今回ご紹介できる新型車は、16台だが、すでにその中にもアルファやシトロエンの大物が含まれているのである。では、毎年ジュネーブに駆けつけるCGの竹下元太郎と共に、じっくりと見ていくことにしよう。

Alfa Romeo 159

こちらのアルファ・ロメオは、22cm伸びて全長が4.66m。シュシはGMのイプシロンをベースにしているという噂だが、公式には何も発表されていない。サイズは166と156の中間だが、156の後継にあたる。ヨーロッパでは今年の夏に発売され、年内には日本でも発売されそうだ。大きな室内で清潔感がある。形は156のマイナーモデルでインパクトはないが、できはすごくいいのである。デザイナーはジュリアーナさんである。

Citroen C6

最上級モデルになるとこういうクロークの使い方が主流なのだろうか。意外といえば意外でアメ車向きではあるが、ベルサティスといいC6といい、なんとなく共通した押しがあり、威圧感が微妙にある。全長は4.9mあり、C5と比べると20~30cm大きい。リアウインドが反っていて面白いが、乗るとゆがんだ感があると思うのだが、乗ってみるとそうでもない。ちょっとアウディに似ているが、うんと未来的にしたような。中はダッシュボードが広くて、メーターがデジタル。3リットルのV6ガソリンと2.7リットルのV6ディーゼルで、ディーゼルはフォードと共通なのである。