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ストーリー

3/1(火)・3/6(日)の放送
CCCJミーティング/ブレジアとラムダ

ランチャ・ラムダ

どうやら、クルマの趣味あるいは道楽というやつは、突き詰めるとどうしても古いもの、それもビンテージと呼ばれるような年代ものに行き着いてしまう様である。これが今回、最も古いランチャ・ラムダ(写真)。ラムダとは、ギリシャ語のアルファベット11番目の文字である。1922年のパリサロンにデビューしたラムダは、その革新性と新次元のハンドリングによって、後世に語り継がれるクルマとなったのだが、この1台は、まだ初期のショートホイールベースモデルである。

小さなブガッティ

さて、今度は先程のランチャ・ラムダヒ同様の、とてつもなく古くて、しかも小さなブガッティのお話。ブガッティという名のクルマは、実は戦後の1952年まで作られていたのだが、1910年に始まるその43年間の歴史上、総生産台数は8000台弱と言われている。そして、ここにご紹介するのは最初期の小さなタイプ23(写真)。いかにも精悍なブラックのレーシング仕立てブレシアと、ロングボディの軽快なツアラー。一番古い小さなブガッティの魅力とは、一体、何なのだろう。

フィアット・バリッラ

さてこちらは、戦前のフィアットの大ヒット作、通称バリッラのライトスポーツカー(写真)。1000ccの小さなOHVエンジンながら、早くも1930年代のイタリアにおいて、スポーツカーの楽しみを広く知らしめたクルマである。イタリア人のスポーツカー好きはいまに始まった事ではないのだ。