カーグラフィックTV
ストーリー
2/1(火)・2/6(日)の放送
2シータースポーツカー特集
メルセデス ベンツ SLK350メルセデスというブランドも、随分門口が広くなって、スポティーで若々しいイメージも強調されるようになって久しい。このSLKというクルマには、昔のメルセデスには考えられなかったようなインフォーマルな雰囲気が、確かにある。そのはしりが96年にデビューした先代のSLKであった訳だが、それは7年間でおよそ30万台も売れたのだという。この2代目は、一足先に生まれ変わったBMW。Z4をも視野に入れたものに違いないが、こちらの方がずっとアグレッシブ。今度は、なんと自らのスーパーカー=SLRマクラーレンのイメージで行くことにしたのだ。謳い文句は「本物のスポーツカー」。ようやく4バルブになったV6に、自慢の7段AT=7Gトロニックを組み合わせての登場である。 |
|
アルピナ ロードスターSドイツからの最新情報によると、BMW自身がZ4のMバージョンを発表できるのは、早くても2007年の春以降になるらしい。それはそれとして、やはりアルピナが手がけるこのロードスターSというクルマには、大いなる期待を禁じ得ない。アルピナがオープンスポーツに手を染めるのは、80年代半ばのZ1と、つい最近のZ8に続いてこれで3度目だが、ベースのZ4がとてもしっかりしたクルマであるだけに、期待は高まるばかりなのだ。エンジンはすでに絶賛モノのアルピナ仕立てストレート・シックス。ギアボックスは6段マニュアルのみ。そして価格は、やはりかなり高い。 |
|
ロータス エキシージあなたは今、かつてはマニアックなスポーツカーの代表であったロータスというクルマが、日本で年間4百台近くも売れていることをご存知ないだろう。8年前、1996年に誕生したエリーゼという、久々にロータスらしいスーパーライトウェイトは、大方の予想に反して、ロータス50年の歴史でも極めて稀なヒット作となったのだ。シリーズ2となった今でこそ、ABSもエアコンも標準だが、オートマなんかではある筈もない。それでもこれほどの支持が絶えないのは、ひとえに走りっぷりの素晴らしさが光るから。最新のエキシージとは、トヨタエンジン・モデルにクーペボディを与えたものである。 |