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ストーリー
1/11(火)・1/16(日)の放送
WRC特集
世界選手権ラリー(WRC)2004年のWRCは誰の目にも前途多難に見えた。しかし、いざフタを開けてみれば、希代のスパースター=ロエブの急成長、王者シトロエンに対するスバルとフォードの意外なまでの強さ、とたちまち見る者を釘付けにするのであった。悲願のラリージャパンもついに現実のものとなった今、WRCは創設以来31年目にしてようやく、日本のファンにも身近に感じられるものとなったのだ。 |
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伝統のグレートブリテンこれでもう60回目という伝統のグレートブリテンは、やはり大きな意味を持つ一戦となった。チャンピオン間違いなしのシトロエンのロエブは、炎と化したスバルのソルベルグに勝利を許しつつも、自身は僅か2ポイント差の2位の座をしっかりと守り抜いたのだ。 |
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ロエブところでこのロエブという男、まだベテランと呼ぶには程遠い若手だというのに、その勝利の仕方、あるいはポイントの着実な稼ぎ方、そして勿論テクニック。そのどれを取っても完璧、まさに、現代のWRCの申し子と言っていいだろう。だから、残りあと2戦を残したコルシカでタイトルを決めてしまっても、誰も驚くことはなかったのだ。 |