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ストーリー

11/9(火)・11/14(日)の放送
ディーゼル特集

BMW525iと525d

今回は、ようやく日本でも話題になり始めた最新のディーゼル乗用車の特集。ガソリンエンジンでは世界でもトップのBMWがディーゼルにも手を染めたのはまだほんの25年程前のこと。しかし近年のBMWディーゼルは何もかもが本当に素晴らしく、フィーリングまでもがガソリンエンジン以上という声まであるのだ。この車に限ってはガソリンの525とも直接比較してみることにしよう。このほかとりあげるのは、世界一のディーゼル経験を誇るメルセデス最新のクーペと、ベンツとは対照的なホンダのアコード。ホンダの歴史上初の乗用車用ディーゼルは、ガソリンエンジン並のフィールを実現しているらしい。

ディーゼルの高級車を体験

ディーゼルの高級車って本当に成立するのだろうか。まずはこのSクラス。ディーゼルのキャリアもシェアも世界一のメルセデスにはアルミブロックのV8もあるのだが、この320はスチールブロックの直6。CLK用5気筒を6気筒にしたものと考えていいだろう。そしてアウディのフラッグシップAエイト。パワーは更に増加、そして燃費と排ガスの面でも新境地を開いたのだという。そして、BMW740D。その最大のトルクは回転数こそ違え、6リッターV12の 760と同一の強力さ。最高速はドイツの規制で250キロに抑えられている。

ディーゼルは本来小さいのは苦手?

とびきり小さなスマートから。リアの3気筒ディーゼルは最新のガソリンのスマートより100ccも大きいのだが、それでも僅か800。カタログ上のパワーもトルクもたいした事は無いのだが、これでも本当によく走ってくれるのだろうか。お次は日本名ヴィッツことヤリスのディーゼル。実はこの1.4リッターディーゼル、あちらでは既に人気者で、BMWが作る現代のミニにも採用されている程なのである。そして、フランス車では一番のディーゼル経験を持つプジョーの307。4気筒ディーゼルのコモンレールは第一世代型ながら、テスト車は注目のパティクレートフィルターを装着済み。その走りっぷりは大いに気になる。