カーグラフィックTV

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ストーリー

10/5(火)・10/10(日)の放送
ユーロワゴン・ジャイアントテスト

欧州10台まとめて比較テスト

今週のカーグラフィックTVは、ユーロワゴン、すなわち最新のヨーロッパ各国製ワゴンの大特集である。カーグラフィック10月号のジャイアントテストのために用意された車はなんと10台。すでに番組ではご紹介ずみのジャガーXタイプやルノー・メガーヌ、そして新型Cクラスの姿もあるが、今回は10台まとめてのシビアな比較テスト。普段は出来ないブレーキの限界テストも実施するというから、興味深い限りなのである。今回、用意されたドイツ車は3台。アウディ・アバント、メルセデスのCクラス、BMWのツーリング。今回はどんな位置に付けることになるのか。

動力性能計測

ではさっそくテスト開始。谷田部のテストコースではまず、光学式速度計を装着して動力性能の計測から始められる事になった。排気量もパワーもまちまちだけに計測結果は大いに気になるところだ。イギリス車は、生まれ変わったローバーの75、そしてジャガーXタイプのうち2.5のV6モデルは今回唯一の 4WD。他の9台にライバルは存在しないことになる。ラテン系は3台。シトロエンC5、ルノー・メガーヌ、そして同じラテン系でもイタリアのアルファ 156。スウェーデンからも2台。サーブ95。そして同じスウェーデンでもかなり印象の違うボルボV50。安全性をはじめとするボルボのイメージを、思いっきり凝縮しているように思えるのだ。

ブレーキテスト

さて、谷田部のテストコースではいよいよブレーキテストの準備開始。絶対的なブレーキ性能というものはやはり、テストコースでないと計測できないのだが、現代の車にも明確な差は生じるものなのだろうか。そしてブレーキテストの仕上げが、このウェット路面における旋回全制動。時速100キロで、50Rのコーナーに進入。曲がり始めると同時に思い切りのブレーキングという、雨の高速道路上でのパニック再現である。