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ストーリー

7/13(火)・7/18(日)の放送
WRC2+SUBARUインプレッサ

WRCの第2弾

ついにスバルのソルベルグが一勝を挙げた第4戦ニュージーランドと勝利したはずのプジョーに失格の宣告がでてしまった第5戦キプロス。WRCの行く先はまだ予測不能である。

WRC第4戦のニュージーランド

南半球ということでこれからが冬。ここのラリーの特長は道がいいが、表面は砂利が浮いていて滑りやすい。先に走るドライバーは砂利をかいて掃除しなくてはならなかった。レースでは、グロンフォルムは車が転倒。40秒ロスしてしまった。車のダメージはなかったが、一度失った数十秒が大きく響いてくる。予想通り、トップはゾルベルグのスバル。しかし、ここまでの主役はプジョーのグロンフォルムの方だった。そして最終日。普通は20秒の大差は覆せないというのが常識だが、今度はゾルベルグが岩に足を当ててタイムを大きく落としてしまう。これでグロンフォルムの勝ちと思われたが、このあとスピンしてしまう。最後は 6秒弱で勝負がついた。結局、神はソルベルグに味方することになった。今期初優勝。総合ポイントでも3位につけた。

WRC第5戦のキプロス

非常に曲がりくねった山の中、ギリシャと同じようなひどい悪路。ドライバーの中でも評判が悪い。大きな岩の中、車を壊さないようにして走らなくてはならない。ゾルベルグが僅差だがトップに出た。ただ、途中で岩にぶつけてしまった。そのあとにグロンフォルムに抜かれてしまった。ラジエーターのサポートを打ったが、砂が入って、エンジンが動かなくなった。致命的な5分くらいのトラブル。11秒おくれの二番ロバンペラを従えプジョーは1、2フィニッシュ態勢を強めていた。グロンフォルムが優勝するが、レース後の車検でウォーターポンプに材質違いのレギュレーション違反があるのではないかという指摘があり、後日、 2台のプジョーの失格が発表された。シトロエンが勝者となった。

インプレッサ体験談

ニフブルクリンクのオールドコースでお披露目となったインプレッサ。CGの副編集長、塚原久による体験リポート。新しいスペックCの真価の度合いは、外観は従来のものと変わらないが、エンジンと駆動系は改良が加えられている。そのテーマは大人っぽいスペックCということだ。シフトは相変わらず硬いが、きちんとしたところで変えると軽い。ダイレクトシフトに近い。