世界の名画 ~美の迷宮への旅~

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ストーリー

三大巨匠の邂逅
花開くルネサンス

番組名

「アテネの学堂」。ルネサンスの貴公子、ラファエロが描いた傑作です。古代ギリシャの賢人たちをモチーフにしたこの絵には、実在の芸術家がモデルとして登場しています。レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、そして、作者のラファエロも。ルネサンス三大巨匠が一堂に集う名画から迷宮の旅が始まります。
人間復古、再生を意味するルネサンス。自由な表現が禁じられた中世に終わりを告げる新たな芸術文化の潮流は、15世紀、イタリア中部のフィレンツェで生まれました。この街で三人の巨匠は同じ時間を過ごします。ライバル心を剥き出しにしながら創作に取り組むレオナルドとミケランジェロ。二人が対立する原因はどこにあったのでしょうか?そして、若きラファエロは二人をどんな想いで見ていたのでしょうか?三人の巨匠の関係性に触れながら、それぞれの人生と生き様、彼らが生んだ名画の数々を紹介します。
万能の天才と謳われるレオナルド。彼が残した絵画は20点ほどしかありません。何故そんなに作品数が少ないのでしょうか? 彫刻はもとより、絵画でも前人未到の偉業を成し遂げたミケランジェロ。彼はどんな信念のもとに創作活動を続けたのでしょうか?
三大巨匠の中で最も若く、最も短い人生だったラファエロ。しかし、ヨーロッパで長らく、史上最高の画家と称えられたのはラファエロでした。そこにはどんな理由があるのでしょうか?
フィレンツェを起点にカトリックの聖地、ヴァチカンへ。三大巨匠が同時代を過ごした街を舞台に、互いに交錯する壮絶な人生のドラマを紡いでいきます。