世界の名画 ~素晴らしき美術紀行~

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ストーリー

スイスの至宝 美の殿堂
チューリヒ美術館

世界の名画 ~素晴らしき美術紀行~

今回の旅は、スイスのチューリヒ。 九州ほどの小さな国スイス最大の都市で、人口は39万人。街並みには中世の面影を残しながら、金融センターとしての役割を持ち、また最先端文化にも出会える「伝統と新しさが同居する街」です。
いくつかの調査では、もっとも居住に適した都市として世界一に輝いています。
さらにチューリヒは、レーニンやアインシュタインをはじめ、19世紀から20世紀にかけておおくの作家、画家、音楽家が移住してきた文化都市でもあるのです。そんなチューリヒには、美術館や博物館がいくつも点在しています。
今回はその中でも、スイスで最古の美術館「チューリヒ美術館」を訪ねます。館内には、幅6mにも及ぶモネの大作、セザンヌやドガがライフワークとしていた連作など、印象派の巨匠達の作品がズラリ。そこはオルセー美術館や世界に名だたる美術館にも引けを取らない、「印象派の殿堂」だったのです。さらにホドラー、ヴァロットンといったスイスの画家たちの名作にも出会えます。
そんなチューリヒ美術館の誕生の裏には、チューリヒ市民の熱い思い。さらにその歴史を紐解くと、数々の巨匠たちと出会うことになりました。
チューリヒ美術館を中心とした、街の散策は歴史と今を感じる旅。チューリヒ発祥の地リンデンホフの丘から絶景を眺め、かつて宗教改革の中心地となった街の歴史的な遺産を巡ります。一方で、メインストリートを歩くとおしゃれなカフェやレストラン、ブランドショップが軒を連ね、にぎわいを見せていました。さらにはチューリヒ湖クルージング。広大で美しい湖の上でいただくランチは絶品。歴史を感じながら、すぐそばに豊かな現代の街の姿、そして雄大な自然。そんな中で育まれたチューリヒの人々の熱望によってうまれた「チューリヒ美術館」。市民に支えられる美術館と街の魅力に迫ります。

チューリヒ美術館展

国立新美術館(東京・六本木)にて
9月25日(木)~12月15日(月)開催
※毎週火曜休館 10月14日は開館

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