BBC地球伝説

スパイカメラが追跡！　アフリカ動物大移動
第２部　最大の挑戦

アフリカの大地を大移動するヌーの群れ。セレンゲティ国立公園で生まれたあのヌーの子は、様々な困難を乗り越え、マサイマラ国立保護区まで到達した。生後６ヶ月になり、頑丈になってきたものの、まだ母親と群れについていくので精一杯である。
群れは最大の難所、マラ川に到着した。川にはワニやカバなどの、どう猛な動物が多く潜んでいる。そんな恐ろしい川を渡る途中、子どもは母親とはぐれてしまった。放浪するヌーの子を格好の獲物とばかり、チータは襲いかかる。なんとか逃げ切った子どもは、戻ってきた母親と再び出会い、無事、川を越えることができた。群れはその後、再びマラ川を渡り、出発点であるセレンゲティ国立公園に向けて大移動を始める。 番組では、丸石型、カバ型などの様々なスパイカメラを駆使し、迫力あるヌーの映像をお届けする。

大移動は、ケニアのマサイマラ国立保護区まで到達した。ヌーの子にとって、目の前の川は、最大の挑戦となる。
ワニ型、頭蓋骨型、カメ型、カバ型カメラなどを使って、激しい急流を渡るヌーの子の姿を追う。群れから外れたヌーがワニに襲われたり、突然肉食になったカバに襲われたり、川の死の落とし穴にはまる様子を間近で撮影する。それらを乗り越え、生き残ったヌーの子は、アフリカで最も捕食動物の多い地域に立ち向かわなくてはならないのだ。
それらの劇的な瞬間だけでなく、丸石型カメラはライオンの群れがじゃれる様子や、侵入してきた他の動物にカバが糞爆弾を投下する様子なども撮影する。