BBC地球伝説

スパイカメラが追跡！　アフリカ動物大移動
第１部　草原の旅

アフリカ大陸を一年間かけて移動するヌーの群れ。彼らは毎年、タンザニアのセレンゲティ国立公園、ケニアのマサイマラ国立保護区を通り抜け、３０００kmもの距離を１００万頭もの大群で移動する。移動中に生まれたヌーの子は、生後わずか数分で歩き出し、群れとともに移動する。道中には、多くの危険が待ち受けている。ハイエナやライオン、ヒョウ、さらにはアフリカ最大のワニも彼らを狙う。母親と固い絆で結ばれた子どもであったが、途中、母親、さらには群れともはぐれてしまう。生後間もない子どもは、母親なしには生きることができない。果たして、子どもは母親と再会できるのか？
トンボ型、カメ型、カバ型など、様々な形のカメラを駆使して、迫力あるヌーの映像を紹介する。

地球上で最も長い距離を移動する動物の壮大な物語。ワニ型カメラ、カメ型カメラほか、多くの"スパイカメラ"が、ヌーの子の一年間に及ぶ移動を撮影する。
１００万頭以上の大人と子どものヌーが、タンザニアのセレンゲティ国立公園、ケニアのマサイマラ国立保護区を横断し、３０００kmにも及ぶ厳しい旅をする。ヌーの子は、ライオン、チータ、ハイエナ、ワニなどに狙われながら、自然のもっとも過酷な挑戦を受けて立たなくてならない。 ヌーの子は腐食性のある塩水湖、アフリカ最大のワニなどに出会う。スパイカメラも冒険をしている。カメ型カメラは本物のカメと出会い、トンボ型カメラは早すぎる死を迎える。
ヌーの行動をスパイカメラで３年間、５００時間かけて撮影した中には、ヌーの子がアフリカ一恐ろしい敵から逃れるシーンもある。