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2014年6月25日
「華麗なる自転車野郎(サムライ)」
プロBMXライダー・佐々木 元(ささき もと)[2]
自転車競技、BMXフラットランドで2年連続世界No.1に輝いた佐々木元。世界でどうしても勝てない彼は1年間すべての大会をキャンセルして新技の開発に取り組んだ。そして完成させた「MOTOスピン」。「この技でようやく自分は飛躍できた」。運だけで勝ってきたというそれまで佐々木が、実力で世界のつわものねじ伏せていった。そして、世界最高峰の大会へ。「すべてを出し切る覚悟でいた」。しかし、結果は準決勝敗退。「人生の中で一番ショックだった」。失意のどん底に叩き込まれた佐々木だったが、彼は歩みを止めなかった。再び新技の開発へ。
佐々木 元(ささき もと)
高校のとき、自転車を盗まれたことでBMXと運命的に出会う。元プロライダー鈴木考生氏に教わり毎日8時間以上の練習を続け、2006年21歳でプロライダーに。日本一を決めるKOG(King of Ground)ではプロデビュー戦でいきなり優勝。国内外で数多くの優勝・入賞を果たし、世界を転戦している。
2010、2011年と世界中のプロライダー500名が投票しその年の世界No.1ライダーを決めるBMX界のアカデミー賞「NORA CUP」を 日本人・アジア人初の2年連続で受賞。同じく2010、2011年は、2年連続BMX全日本選手権年間優勝を遂げ、史上初となる2年連続での日本チャンピオンの座を獲得した。2012年10月現在世界ランキング2位 日本ランキング1位。
フラットランドの楽しさを多くの人に知ってもらうため、スクールやデモ、さらには新しいエンターテイメントの開発も精力的に行なっている。