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2014年6月4日

「満身創痍の遊撃手(サムライ)」プロ野球選手・松井稼頭央(まつい かずお)

今年、39歳になる松井稼頭央。日本プロ野球史に残る瞬足遊撃手であり、メジャーリーグにも挑戦した現役プロ野球選手だ。
小学3年生で野球を始めた松井。高校野球の名門、PL学園に入学し、投手として甲子園にも出場したが高校時代はまさにケガとの戦いだった。そんな松井だったが高校卒業後、ドラフト3位で当時の西武ライオンズからの指名を受ける。ポジションは、投手ではなく遊撃手。「僕はケガばかりしていたので、投手ではなく野手がいいんじゃないかと。でもアピールできる場所が無かったので、プロ野球では難しいだろうなって」。さらにスイッチヒッターにも挑戦する。全てがゼロからのスタート。それが松井のプロ生活の始まりだった。「でも、壁とは思わなかった。打てないのであれば、打てるように練習すれば良いのだし。」自分を鍛え上げた松井はその後、数々のタイトルを獲得。一気にスタープレーヤーの仲間入りをする。そんな時、彼は野球人生において一つの大きな決断をすることとなる・・・。

松井稼頭央(まつい かずお)

PL学園高校時代は投手として活躍して、2年時に第64回選抜高等学校野球大会に出場。93年にドラフト3位で西武ライオンズに入団。入団後に強肩・俊足が評価されて内野手に転向して、スイッチヒッターとなる。3年目に遊撃手のレギュラーに定着して50盗塁を記録。翌年の97年には62盗塁を記録して盗塁王となり、98年、99年と3年連続で盗塁王に輝く。98年のオールスターでは、1試合4盗塁を記録してMVPを獲得した。2002年にはスイッチヒッターとしては史上初となるトリプルスリー(3割、30本、30盗塁)を記録。
2004年にニューヨーク・メッツへFA移籍。2007年にはコロラド・ロッキーズでワールドシリーズに出場した。2009年に日米通算2000本安打を達成。2010年12月に東北楽天ゴールデンイーグルスに入団して7年ぶりとなる日本球界に復帰した。