ベストヒット USA

  • トップページ
  • バックナンバー

バックナンバー

【2011年3月29日】 CYNDI LAUPER

2008年『ブリング・ヤー・トゥー・ザ・ブリンク』以来となる2年ぶりの新作で、彼女が愛してやまないブルースのカヴァーアルバム!
2月13日(日本時間2月14日)にロサンゼルスのステイプルズ・センターにて開催された第53回グラミー賞授賞式にて「メンフィスブルース」が"最優秀トラディショナルブルースアルバム"にノミネートされた。グラミー賞のノミネートは、シンディローパーとして14回目。
15日(名古屋)から始まる日本公演に向け、地震が起きた11日に来日。「どんどん被害が拡大し、心が痛んだ。空港で毛布で眠る人も目の当たりにした」ライブを行うか悩んだが「私たちは歌うことが仕事。力を与えたい」と開催を決めた。親日家で95年の阪神・淡路大震災でも寄付金などで支援。今回、すでに募金したことを明かし「ライブでは募金や電気の節約を呼びかけたい」。日本のファンに向けて「明るい気持ちになって」との思いを込めた"気"を送った。「日本は、これまで世界中の困っている人を助けてきた。だから今回はみんなで日本を助けたい」。東京公演はオーチャードホール(16~18日)で開催。イベントの中止が相次ぐ中、予定通り16日から3日間のライブを敢行。 ライブでは「1人1人の力は小さいものかもしれないけど、 集まると大きな力になる」とファンへメッセージ。シンディ自身も公演後に募金活動に参加し、声を張り上げた。
ブルースをカヴァーした、いきさつとは!乞うご期待!

紹介曲「Shattered Dreams」
アルバム「MEMPHIS BLUES」から
映像は3月18日(金)東京、オーチャードホールで行われたライヴの模様


インタビュー

Q:あなたにとって音楽とは何でしょうか?

A:「音楽は、最もパワフルな媒体手段の1つだと思う。なぜなら、私たち人間にはヴァイブレーション機能が備わってる。脳波、心臓の鼓動、脈拍がそれよ。音楽というものは、プレイしたとたんに部屋のムードを変えることができる。なぜなら、そのベースなっているものがリズムや拍子、それにビートだからよ。だから私にとって音楽の一部になることは、一生をかけて旅に出るような感覚なの。そんな自分の立場を私は大切に思っているし、この仕事をしていて幸せだって感じるわ。 」

Q:チャリティー活動も熱心にされていますが、その理由は何ですか?

A:「自分が人生で得たものに対して、お返しがしたいからよ。だから自分にできることがあれば、何かをしたいと思ってる。もちろん私はオプラ(・ウィンフリー)じゃないから、アフリカに学校を作ったりはできない。でもちょっとしたことで力になれるなら、それを実行するのは良いことだと思う。もし世の中の皆が小さな善意を見せれば、状況はずっと良くなるはずよ。自分にできることをすればいいのよ。」