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【2010年11月9日】DAVID FOSTER

約40年のキャリアを誇るカナダ出身のベテラン・ミュージシャンにして世界的トップ・レコード・プロデューサー。今までに15のグラミー賞を獲得した他、"カナダのグラミー"と呼ばれるジュノー賞を7回,映像関連のエミー賞を1回受賞。サウンドトラックも数多く手掛け、アカデミー賞には3度ノミネート。約16年ぶりとなるコンサートで来日したデイヴィッド・フォスターがスタジオに登場!

「Hard to Say I'm Sorry/「You're The Inspiration」

2008年5月23日にラス・ベガスで行われたデイヴィッド・フォスターとスーパースター達が競演する夢のライヴの中からデイヴィッド・フォスター がプロデュースしたCHICAGOの名曲をピーター・セテラが歌う様子を紹介。紹介する「Hard to Say I'm Sorry」は1982年のアルバム『CHICAGO 16』(全米9位)に収録、「You're The Inspiration」(全米3位)は1984年のアルバム『CHICAGO 17』(全米4位)に収録。


インタビュー

Q:今回の公演は、君自身が初めて主催した大掛かりなショーだよね?

16年前にも公演で来日してるよ。

Q:でもそれは、誰かのショーの一環としてだったよね?

確かにそうだ。でも僕自身のショーとわけじゃなくて、ナタリー・コール、ルーベン・スタッダード、カナディアン・テナーズ、シャリース、それにピーター・セテラも出演した。だから僕のショーじゃないね。

Q:君の手掛けたアーティストばかりだね。

そのとおりだ。

Q:ショーが実現した経緯は?

このショーは、以前にPBSチャンネルのためにラスベガスで行ったものだ。数年前に企画がまとまり、結果的に素晴らしいショーに仕上がってPBSはかなりの収益を上げたよ。CDもかなり売れたしね。いわば僕のキャリアをステージ化したものだよ。

Q:自分自身の役割は、どんな感じでとらえている?MCとか?

MCでもあり、音楽ディレクターでもある。でも重要なのは、僕が全編でピアノを弾いているという点だ。演奏されている楽曲は、僕の指先から生まれたものだよ。だからこそ、このショーを実現したかった。でも今回の東京でのライヴは少しだけ変化をつけて、ナタリー・コールに大ヒット曲「This Will Be」を歌わせるなどして、僕の出番を少なくした。ファン・サービスのためにね。でもピアノを弾くことで、曲が僕の指先から生まれたことをファンに知ってもらいたかったんだ。