ベストヒット USA

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【2010年10月12日】TAHITI 80S

フランス/ノルマンディー地方出身のバンド。ヴォーカル グザヴィエ・ボワイエを中心に1993年に結成。結成当初から自然と英語で歌うバンドとして活動していた。1998年にフランス国内でアルバム『パズル』でデビューを果たす。ニュー・ヨークで録音され、FOUNTAINS OF WAYNEのアダム、CARDINALSのエリック・マシューズがゲストで参加するなど、デビュー作にして早くも特異なポップ人脈図を構築。2000年に世界デビュー。アジア圏、とりわけ日本では本国フランスでの勢いさながらな大ブレイクを果たした。そして日本デビューから10年、監修・選曲をバンドメンバー自身によって行われたベスト・アルバム『SINGLES CLUB』をリリース。過去10年をグザヴィエ、ペドロ、メデリック3人がベストヒットUSAで振り返る!

「Me And The Princess」

監修/選曲全てバンドメンバーで行った最新ベスト・アルバム『SINGLES CLUB』の為だけに作った新曲。


インタビュー

Q:新曲「Me And The Princess」はどんな内容の曲?

G「「Me And The Princess」はニュー・アルバム用にセッションしていたときに録音した曲で、あれは、僕がタイのナイトクラブに行ったときの話なんだ。クレイジーなことが色々起こったんだよね。タイのお姫様が警官に護衛されながらパーティに現れたり、僕はいろんな人と話をしたりして、すごく面白かったんだ。タイですごく有名なデザイナーの人外交官とかさ。で、話していると、いつも彼らは紙に書くんだ。それが違う文だったりして。それがすごく面白かったから、曲にかこうと思って、ナレーターっぽい感じでさ。僕はそれをコンピューターに打ち込んで、とにかく今まで僕らがやったことがないようなものでかなり新鮮で、みんなもすごく興奮して、それぞれのアイデアを加えていったんだ。」

Q:ビデオのコンセプトは?

G「ツアーに行くとき僕はビデオ・カメラを持っていくんだ。そのときに録ったビデオが500本くらいあるから、友達に編集を頼んだんだ。それを見てたらけっこうグッときてさ、僕らが日本や台湾や、フランス、
P「ドイツ」
G「ドイツや、いろんなことがあっという間に流れていく感じだった。」

Q:ライヴ映像が使われていました。デビュー当初からパフォーマンスも高い評価を受けていましたが、ライヴ・パフォーマンスで大事なことって何ですか?

P「楽しむことさ。」

G「そう。ペドロの言う通りで、もっと若いときにコンサートへ行っていたとき、お客さんに冷たいバンドは好きじゃなかったんだ。観客と話したり、お互いのやりとりがいつもあるような、心地いい状態にしたい。みんなが心地よければ、ショウはうまくいくんだよ。僕らはただ一生懸命やるだけじゃなく、曲をアレンジし直したり、時には新曲を取り入れたりしてお客さんがワクワクするようにショウをやっている。」