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【2010年6月1日】SLASH

全世界で１億枚以上のアルバム・セールスを記録したガンズ・アンド・ローゼスの元ギタリストであり中心人物であったSLASH。
一方でマイケル・ジャクソン、レニー・クラヴィッツ、クィーン等のプロジェクトにも参加。現在ギター・レジェンドとして広く世界に認知されている彼がソロ・アルバム『SLASH』をリリース！
オジー･オズボーン、イギー･ポップら豪華ゲストが参加した今作について、たっぷりと語ってくれました。ギター・キッズならずとも見逃せない！

「By The Sword f/ANDREW STOCKDALE」

自身初のソロ・アルバム『SLASH』から1stシングル。ウルフマザーのアンドリュー・ストックデイルをフィーチャリングに迎えたロック・ナンバー。

インタビュー

Ｑ："今世紀最大のギタリスト"と称されることについて、どのように感じていますか？

確かにそう言ってくれる人が多いけど… どうリアクションしていいのか分からないね。俺が崇拝して聴き続けてきたギタリストの多くは、今なお現役で活躍している。自分としては彼らと同じ水準に到達することが目標だけど、まだそのレベルには程遠いと思っている。だから"今世紀最大のギタリスト"という褒め言葉は、とても受け入れられない。笑っちゃう感じだよ。

Ｑ：今回の新作で、何かビデオは作りましたか？

「By The Sword」のビデオを作ったばかりだ。撮影を終えたところで、完成版が見られるのを待っている段階だよ。

Ｑ：ビデオはどんな内容ですか？

ほとんどがパフォーマンス映像で、若干のストーリーがあるけど説明するのはちょっと難しい。若者たちが砂漠にいると、上空のスピーカーから大音量の音楽が流れてくる。そして彼らはそのまま地下へと導かれ、そこで演奏する俺たちと一緒になってノリまくるっていう筋書きだ。複雑なビデオじゃないし、すごくクールな映像になると思う。

Ｑ：シンガーは、アンドリュー・ストックデイルですね？

そうだ。

Ｑ：これまでにガンズ・アンド・ローゼス、スネイク・ピット、ヴェルヴェット・リヴォルヴァーといったバンドで活躍し、様々なコラボを手掛け、そして今回ソロ作品をリリースしました。これら様々なキャリアを経ても、自分の中で変わらないものはありますか？

v 俺のギターかな。冗談はさておき、自分が理想としていることは昔と何も変わっていないと思う。もちろん少しずつ進化はしているし、時には他のプレイヤーの良い部分を吸収することもある。でも基本的には、演奏に対する自分の概念はほとんど変わっていないし、その変わらぬ中でより優れたプレイヤーになりたいと願っている。

Ｑ：ギターの演奏スタイルも、昔と変わりませんか？

たいして変わっていないと思うね。より広がりは出たとは感じるけどね。もっと優れたギタリストになりたいという願いは強くなったけど、この道に入った当初から目指しているものは変わらない。今でもロックというジャンルを追求するギタリストであり、そこにプラス・アルファの要素を加えているだけだと思う。