ベストヒット USA

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【2010年 5月18日】ASH

グラム・ロックから大きく影響を受けたというサウンドは、北アイルランドの現役高校生だったデビュー当時からイギリス全土を震撼させてきた。1996年に1stアルバム『1977』をリリースすると、いきなりナショナル・チャートNo.1を獲得。2004年にはフジロックのトリを務め、ベスト・アクトと絶賛された。紅一点のシャーロットが脱退し3ピースバンドに戻ったASHは前代未聞の企画、1年間シングル・リリースをするという『The A-Z Series』をスタート。前半13曲をコンパイルしたアルバム『A-Z Volume 1』を携えてベストヒットUSAに登場!

「True Love 1980」

前代未聞の1年間連続リリース「A-Zシリーズ」の第一弾シングル(アルファベットのAにあたるシングル)「True Love 1980」。ティムが作詞作曲・プロデュースを担当。


インタビュー

Q:おかえりなさい。

T:ありがとう。

Q:観客はどうでした?

T:最高だったよ。
R:UNITはすごく楽しかったね。
T:自分たちのショウの他にタワーレコードでインストアもやったし、よかったよね。違うセットリストでやったんだ。ブロック・パーティのラッセルと一緒にやるのも二回目だったから、すごくワクワクしたよね。

Q:観客のリアクションはいかがでしたか?

T:お客さんの反応は、いつもと同じだったね。いつも日本のお客さんの反応は最高なんだ。
R:新曲もすごくうまくいったしね。

Q:A-Zのプロジェクトについて、このアイデアはどこから?どのようにスタートしたんですか?

M:「A-Z」シリーズは、これまでのリリースの仕方とは違うフォーマットで音楽をリリースしようという考えからだったんだ。それで一曲づつをリリースしていくのはどうだろうと思ったからなんだ。3年ごとにアルバムを出すよりも、ファンにとっても2週間ごとに違う曲が聞けるのは面白いと思ったしね。AからZをタイトルにしたのは1年間は26週間だから、2週間事だと26曲になる。
R:アルファベットは26文字だし。
M:そう26文字だし。
R:でも一年間は52週間だからな。
M:2週間ごとに
T:264夜しかない。(?)
M:だからタイトルもそうだし、シングルそれぞれに違うカラーをと文字がついてる。26曲の違う曲が一つのプロジェクトになってる品のあるやり方だよね。

Q:それぞれのアルファベットに違う色をつけるのはどのように決めたの?

T:それはシングルみたいにしたかったから。レコードの時はA面とB面があったよね。だからA面、B面、C面ってさ。アートワークがなかったり、アルファベット順にはなってないけど、そこはどうでもよくて、わりとゆるいコンセプトなんだよね。

Q:色は?

T:曲を表すような色、曲から感じる色だね。

Q:日本語のタイトルの曲が2曲ありますが、「Ichiban」と「Kamakura」をタイトルにつけたのはなぜ?

T:レコーディングを始めた直後に日本に来たんだ。ツアーでね。それが僕らの精神的にすごくリフレッシュできたんだ。「Ichiban」をレコーディングしたときは、これは最初の曲だなって思っていたんだ。結局ほかの曲ができてからはそういうムードではなくなったけど、最初に感じたのが一番だったから、タイトルはそうつけたんだ。「Kamakura」は横浜に泊まっていたときに、書いた曲。そのときはアジアン・カンフー・ジェネレーションとプレイしたんだ。日本のファンをトリビュートしたような曲だね。