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出演ゲスト JASON CHAMPION R&Bデュオ、メン・アット・ラージとしてデビューし成功するも、1996年に解散。その後は妻と子供のために警備員として何年も働く。再始動のチャンスが訪れたのはメン・アット・ラージの頃からの知り合いであったカーク・フランクリンのアルバムへの参加で、2005年にはツアーにも貢献、そしてプロデューサーのウォーリン・キャンベルとの出会いをきっかけにソロ・デビューの話が持ち上がる。 「Always」 ソロデビューアルバム「REFLECTIONS」からのファースト・シングル。 これまでどう過ごしてきたか、どこにいたかなんて関係ない、常に上を向いていこう。上手くいかないことだってある。ツイてない日はいつまでも続かないもの、という喜びにあふれ勇気付けられる曲。
・ 自分をヴォーカリストだと思う? ―うんもちろん。クルーナーのほうが好きだけどね。僕は昔のシンガーが好きだし、影響を受けているんだ。ナット・キング・コールやフランク・シナトラ、ハリー・コニャック・Jr.は大好きだし、ディーン・マーティンやペリー・コモ、エラ・フィッツジェラルド、とかスタンダードを歌う人が好きなんだ。 ・ クルーニングだね。 ―そうクルーニングの人たち。彼らは全然違う方法で音楽を表現するんだ。今はシンセを使ったり、マシンを使って歌を強化したりするけど、あの頃はすごくユニークな方法で表現していた、メロディだけじゃなく歌詞でもそう。歌詞が聞こえてきて、理解できるからものすごく心に響くんだ。そういうクルーナーみたいに歌いたいと思ってる。 ・ それにあの頃のシンガーたちといえば、シンガーの音楽への姿勢が歌い方から感じられるよね。 ―そうそう。その通り。彼らは音楽に対して情熱があるし、リスペクトしている。だから僕も同じようにリスペクトしたり、歌の本質や音楽の意味を理解したいと思ってる。音楽ってパワフルな媒体なんだ。シンガーやソングライター、ミュージシャンは音楽がどんなにパワフルなものかちゃんと分かっているべきだ。オージェイズのエディ・ロバートが教えてくれたんだけど、シンガーが歌を歌うことはその歌になるってことだと。他の言い方をすれば、歌を自分の体に取り込む。そして歌うときは心から信じて歌うことで自分がその曲になれると。