建物遺産~重要文化財を訪ねて~
バックナンバー
日土小学校
日土小学校は、愛媛県西部、八幡浜市の山あいにある。八幡浜市職員で建築家の松村正恒(まさつね)が設計した。松村は、昭和35年(1960)文藝春秋誌で日本を代表する建築家10人の一人に選ばれた人物。中校舎を昭和31年(1956)、東校舎を昭和33(1958)に完成させた。共に木造2階建で合理的な構造をもち、工業製品と身近な材料を用いた意匠により豊かな空間をつくりあげている。モダニズム建築を木造で実現した極めて稀な建物である。
日土小学校は、愛媛県西部、八幡浜市の山あいにある。八幡浜市職員で建築家の松村正恒(まさつね)が設計した。松村は、昭和35年(1960)文藝春秋誌で日本を代表する建築家10人の一人に選ばれた人物。中校舎を昭和31年(1956)、東校舎を昭和33(1958)に完成させた。共に木造2階建で合理的な構造をもち、工業製品と身近な材料を用いた意匠により豊かな空間をつくりあげている。モダニズム建築を木造で実現した極めて稀な建物である。