建物遺産~重要文化財を訪ねて~

建物遺産~重要文化財を訪ねて~

  • トップページ
  • バックナンバー

バックナンバー

旧新潟税関庁舎(新潟市郷土資料館)

旧新潟税関庁舎(新潟市郷土資料館)

安政5年(1858)に幕府が5カ国(アメリカ、オランダ、イギリス、ロシア、フランス)と修好通商条約を結び開港した5港(新潟、横浜、函館、長崎、神戸)のうち、唯一現存する税関庁舎(運上所)の遺構。木造平屋建、外壁をなまこ壁とし中央に見張り台である塔屋を持つ。擬洋風建築の初期の例として、また最古の税関庁舎として貴重である。昭和41年(1966)まで実際に使用され、現在は新潟市郷土資料館として利用されている。(公開:月曜・祝日休、年末年始休)