玉木宏の秘境ふれあい紀行

玉木宏の秘境ふれあい紀行

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放送内容

第19回 鹿児島・奄美大島 〒894―□□□□

今回は、鹿児島から南西におよそ380キロ、沖縄とのほぼ中間に位置する奄美大島で“こころのふるさと”を探します。東京23区よりちょっと大きいという奄美大島…東洋のガラパゴスとも呼ばれ、豊かな自然と貴重な生物の宝庫です。
この地を訪れるのは2度目という玉木は、まず島で最も大きな港町・名瀬を散策。そこで、昭和の気配を色濃く残す場所を発見しました。戦後に闇市として始まった“永田橋市場”。レトロな雰囲気を残しながら若い人がカフェや飲食店を新しく開店したりと再活性化が進んでいます。すぐ隣の市場には駄菓子屋を兼ねたコミュニティラジオ局もあり、この時は小学生が集まっていました。小学生たちと楽しく会話する中で出てきたのが、地元の言葉。“うがみんしょうらん(こんにちは)”や“ありがっさまりょうた(ありがとう)”…島独自の言葉を守っていこうと住民全員が取り組んでいます。
奄美大島には、ペルシャ絨毯・ゴブラン織と並び、世界三大織物の一つに数えられる“大島紬”があります。工房を訪ねこの大島紬の工程を玉木自身が体験させてもらいました。玉木がデザインを考え「草木染め」と「泥染め」をひたすら繰り返していきます。いったいどんな仕上がりに…?
“本当の奄美を知りたいと思うなら、南へ行け”と島の人々は口を揃えて言います。奄美南部は、大半を山岳部で占められており、学術的にも貴重な動植物が生息。さらに島の南、加計呂麻島との間にある大島海峡はサンゴの種類も豊富で固有種の魚類も数多く見つかっていて、新種のフグも地元ダイバーによって発見され、昨年、正式登録されました。この海をじっくり見ようと玉木は早速ダイビングに挑戦。このエリアの海底には不思議なミステリーサークルが現れるといいます。果たしてその正体とは?
旅路の果てに、玉木宏が見つけた"こころの秘境"とは?お楽しみに!