スポーツクロス

スポーツクロス

  • トップページ
  • バックナンバー

2015年3月8日(日)放送
悲願の日本一を目指して!
帝京大学チアリーディング部 ~後編~

大学チアリーディング界でトップクラスの実力を持ちながら、未だ日本一の栄冠を獲得できずにいるのが、帝京大学チアリーディング部『バッファローズ』。
就任8年目の岩野華奈監督の指導理念である"気持ちを込めた演技"を胸にチア部員たちは日夜、練習に励んでいる。

チアリーディングは、様々な技やダンスを駆使した演技で競い合う採点競技だ。
競技時間は2分30秒。技はもちろん、笑顔や全体の完成度、スピード感など、採点項目は多岐にわたる。
チーム一丸となって、観客を魅了する演技を披露する。

高得点につながる大技「ピラミッド」のトップ、一番上に立つのが、3年の大熊佳子。
大熊のポジションは誰もが憧れる花形であり、いわばチームの顔。
しかし、落下などのミスをすると大きく減点されるため、失敗は許されない。
大きなプレッシャーが大熊にのしかかる。

悲願の初優勝に挑んだ夏のジャパンカップ。
ところが、見せ場となる大技で大熊が痛恨のミス。チームは優勝を逃してしまった。
その責任を一人で背負い込み苦しむ大熊。
そんな彼女をいつも気にかけているのが、前キャプテンで4年の藤田瑠奈だった。
トップの大熊を下で支えるポジションを担う藤田は、技術面だけでなく、精神面でも大熊を支えている。
互いの信頼関係があってこそ、最高の演技に繋がると信じて。

練習する体育館の壁には『美しさと完成度 日本一 楽しんで伝える』と掲げられた旗がある。
その想いを胸に、いざ決戦の舞台へ!
日本一の栄冠を手にすることは出来るのか!?