スポーツクロス

スポーツクロス

  • トップページ
  • バックナンバー

2014年11月16日(日)
日本ラグビー界の至宝
日本人初のスーパーラグビープレーヤー 田中史朗(ふみあき) がスタジオに登場!

去年、日本人として初めて、世界最高峰のラグビーリーグ「スーパーラグビー」に参戦した田中史朗(29歳)。
この秋には、世界中からトップ選手を集めて結成される英国の名門チーム「バーバリアンズ」のメンバーにも選出された。 身長166cmと小柄ながら、日本ラグビー界の歴史を切り開いた田中史朗の成功の秘訣とは?

中学の頃にラグビーを始めた田中は、名門・京都 伏見工業高校へ。
名門校で、力の無さを感じていた田中に転機が訪れたのは高校2年生の時。
全国大会予選の決勝で、田中は大抜擢され、スタメン出場を果たすが、敗退…。
試合で何もできなかった自分を責め、支えてくれた人たちへの恩返しのためにと奮起。
練習から帰ると、深夜2時までビデオを見て研究するなど、ラグビー漬けの日々を送る。
そして、高校3年の時に全国大会出場を果たし、チームを全国ベスト4に導いた。
卒業後は、京都産業大学を経て、三洋電機ワイルドナイツ(現パナソニックワイルドナイツ)に入団。
2008年には日本代表に選出。2011年ワールドカップニュージーランド大会に出場するが、1勝も挙げることはできなかった。
更なるレベルアップを目指し、世界最高峰のラグビーリーグ「スーパーラグビー」に挑戦。
ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカの強豪3か国で構成される「スーパーラグビー」で、去年、日本人として初めてその大舞台に立った。
ニュージーランドのチーム「ハイランダーズ」でSH(スクラムハーフ)として、来シーズンも活躍が期待されている。 更に、この秋には、世界各国からトップ選手を集めて結成される英国の名門チーム「バーバリアンズ」のメンバーにも選出された。
日本ラグビー界の新たな歴史を切り開いてきた田中史朗。
野茂英雄(野球)や、三浦知良(サッカー)、田臥勇太(バスケットボール)のように、スポーツ史にその名を刻む名プレーヤー。
身長166cm、小さなサムライが語った挑戦し続けることの大切さ、そして、それを支えた人々への想い…、日本ラグビー界の未来について思うこととは?