スポーツクロス

９月１日から宮崎で開催される女子野球ワールドカップ。
２００４年に第１回大会が行われ、以来、２年に１度開催されている。
日本は、２００８年から３連覇中！前人未到の４連覇を目指す。
そのカギを握るのが、世界最強スラッガーとの呼び声が高い、ニッポンが誇る不動の４番・西朝美だ。
女子離れした肉体、規格外のパワー。
そのパワフルな打撃力とバッティングセンスを、古田敦也も絶賛する。
更に、キャッチャーとしてリードでも、打者や投手の心理をよんだ緻密な配球にも定評がある。

１８歳の時に日本代表入りした西。４番打者として、日本を３連覇に導いた立役者だ。
前回大会のワールドカップでは、打率はなんと４割を超えた。
最強の４番・西朝美が４連覇に向け、目指すもの。それは、「圧倒的な差でアメリカの４番に勝って、優勝すること」。
アメリカは、ワールドカップ第１回大会から２連覇を果たしている強豪。
前回大会では、世界最強とも言われるアメリカの４番、タマラ・ホームズを抑えられず、予選リーグで一度負けを味わった。
世界最強の４番対決で、西がタマラを圧倒することこそ、日本代表４連覇への一番の近道と言えるのだ。

ワールドカップ４連覇に懸けるニッポンの主砲・西朝美の女子野球に対する熱き想いと、その生き様に密着した。