熱中世代 大人のランキング

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2016年9月18日

熱中ゲスト

女優 浜 美枝

ゲストは浜美枝さん。16歳でバスの車掌から女優へと転身、映画「007は二度死ぬ」ではアジア人初のボンドガールに抜擢された。女優業のかたわら、10代の頃から農村を訪ね歩いてきた浜さんは40代になると農業支援の道へ進む。現在は40年前に古民家を移築した箱根の自宅で穏やかで豊かな暮らしをしている。颯爽と生きる浜さんの忘れられない出会いと胸の奥で響き続ける恩人たちの言葉に迫る。

バスガールからボンドガールへ 「007」秘話

バスの車掌だった浜さんは16歳で女優デビューした。しかし、華やかな世界に違和感を覚え17歳でヨーロッパへ一人旅に出掛ける。そこで出会ったのが名優、マルチェロ・マストロヤンニ。浜さんは彼に掛けられたある“言葉”で女優を続ける決心をする。
22歳でアジア人初のボンドガールに抜擢された浜さん。日本映画とはスケールの全く違う撮影現場や、初代ジェームズ・ボンド役 ショーン・コネリーの素顔など「007」撮影秘話をたっぷり伺う。そして、浜さんいわく「マンションが買えるほど」の多額のギャランティーの意外な使い道とは。

貧しくとも豊かな暮らし 浜さんの原点

1943年東京・亀戸の段ボール工場を営む両親のもとに生まれた浜さん。東京大空襲で実家の工場は全焼した。しかし、戦後の暮らしには貧しいながらも豊かさがあったという。そして、中学時代に後の生き方を変える一人の思想家の本と出会う。「民藝運動」の創始者、柳宗悦だ。柳の思想に心酔した浜さんは女優デビュー後に全国の農村を訪ね歩くようになる。そしてもう一人、浜さんの生き方に影響を与えた “恩人”が昭和を代表する写真家・土門拳。雑誌の撮影で出会った土門にかけられた忘れられない言葉とは。

“キイばあちゃん”の言葉と箱根の自宅

浜さんは40代で演じることを卒業し、長年の夢だった農業支援の活動に専念するようになる。そのきっかけとなったのが、ダムに沈む運命の農村、新潟・奥三面で暮らす女性“キイばあちゃん”だった。閉村する日、村を離れるキイばあちゃんが呟いた言葉を聞いた浜さんは、子どもたちの未来のために働くことを決意する。そんなキイばあちゃんとの“出会い”と“言葉”とは。
浜さんの生き方の象徴ともいえるのが箱根にある自宅。40年前に廃棄される運命だった古民家12軒を移築し建てた。自ら一本一本磨いたという梁や柱、そして心惹かれ買い付けた民芸品が置かれた自宅を取材。こだわりの空間を紹介する。

暮らしの“ダウンサイジング”

60代になり浜さんは暮らしや住まいを小さくする“ダウンサイジング”を行った。現在は大きな箱根の家の、およそ1割のスペースで生活しているという。浜さんがダウンサイジングを行うことになったきっかけや、そのポイントを伺う。

カルチャーランキング

「大人も楽しめる注目のスポット 〝日本科学未来館〟
ミュージアムショップで人気の商品ランキング」

東京・お台場の科学のテーマパーク、宇宙飛行士の毛利衛さんが館長を務める「日本科学未来館」を、角澤照治アナウンサーがリポート。
私たちの生活を支える科学技術について、体験しながら楽しく学べる人気のスポットだ。
地球をかたどった巨大なディスプレイ装置「ジオ・コスモス」や、二足歩行ロボット「ASIMO(アシモ)」の実演などが注目を集めている。
そんな科学未来館のミュージアムショップには、科学好き、宇宙好きのハートをくすぐる商品がたくさん!
なかには、日本科学未来館の「実験教室」から生まれたオリジナルグッズも―。
そこで今回は、ミュージアムショップ「Miraikan Shop」で人気のグッズ、ベスト5を紹介。
果たしてどのようなグッズがランクインするのか。お楽しみに!

浜 美枝(はま みえ)さん

昭和18年東京生まれ。
女優・司会・パーソナリティなど幅広い活動とともに、現在は農林水産省などの各審議会委員として「農・食・文化の継承」について積極的な実地活動を展開中。