熱中世代 大人のランキング

熱中世代 大人のランキング

  • トップページ
  • バックナンバー
  • 放送曲名リスト
  • ランキング募集
  • Facebook
  • ツイッター

バックナンバー

2016年4月17日

熱中ゲスト

女優 星由里子

日本アカデミー賞助演女優賞受賞、NHKの大河ドラマ、朝の連続テレビ小説に出演、舞台でも活躍を続けている女優、星由里子さんをゲストに招く。
東宝の「ミス・シンデレラ娘」で芸能界にデビュー、その後、映画「若大将シリーズ」をはじめ、舞台、テレビと数々の作品に出演してきた星さん。当時では珍しかった海外ロケの舞台裏や、加山雄三さんとのエピソード、さらには京都暮らしの星さんお気にいりのお店も紹介。
星さんが抱く〝演じることへの情熱〟と女優として輝き続ける素顔に迫る。

宝塚にあこがれた少女時代

東京、神田鍛冶町で5人兄弟の末っ子として育った星さん。乾物屋を営む両親を手伝って好きな自転車に乗って配達することが楽しかったという。さらに星さんが最も好きで憧れていたというのが宝塚。中でも春日野八千代さんのファンだったという。 14歳の時、東宝が宝塚歌劇団の東京公演に因んで行ったオーディションに応募。見事「ミス・シンデレラ娘」に選ばれた。
そして憧れの宝塚見学に夜行列車に乗って向かった。その時星さんの胸に溢れた思いとは…。

女優デビューと若大将の思い出

ミス・シンデレラ娘に選ばれた星さん。当時のキャッチフレーズは「八重歯のシンデレラ」
しかしその「八重歯」はやがて見られなくなっていった。その理由とは…
1959年 映画「すずかけの散歩道」で女優デビュー、スター女優としての階段を上り始めた。
1961年から加山雄三さん主演の若大将シリーズで、恋人役“澄ちゃん”演じる。可愛らしいヒロイン像で一躍人気を博した。その後11作品に渡り出演。作品ごとに演じる職業が異なり、職業婦人の先駆けとも言える役柄を見事演じきった。
加山雄三さんとは今も親交が続く。また、1975年に結婚した脚本家で演出家の花登筺さんとの出会いで舞台にも多く出演を果たした。「わが心の銀河鉄道 宮沢賢治物語」(1996年)では、日本アカデミー賞助演女優賞受賞。 テレビでは、NHK朝の連続テレビ小説「あぐり」、「科捜研の女」では上品なお姑役を好演。女優業と共に「2時のワイドショー」司会など活動の幅を広げる。 最近では、北島三郎さんの舞台にも出演。常に真摯に役柄と向き合い、役を生き切る星さんの女優としての心得とは…。

海外渡航が難しい時代 ヨーロッパ視察と海外ロケ

1962年、イタリアのミラノで開かれた「ミラノ日本映画見本市」に佐久間良子さん、吉永小百合さんらと参加、海外渡航が自由化になる前の貴重なエピソードを聞いた。
さらに若大将シリーズでは海外ロケも経験。1ドル360円時代の海外ロケの舞台裏とは。

飾らない素顔と〝地元京都〟の散歩

今回、星さんが暮らす京都でロケを敢行。星さんに特にお気に入りのお店を紹介してもらった。1軒目は、鴨川から歩いてすぐの場所にある、錦市場の中の漬物店「打田漬物」。創業76年の歴史のあるこの店には約75種類の漬物が陳列してある。 星さんの特にお気に入りの商品は、「長いも わさび味」。ご飯が止まらなくなる一品だという。店内には商品を試食できるスペースがあり、星さんもおもわずパクリ。 京都ならではの野菜の漬物に舌鼓を打った。2軒目に案内してもらったのは、聖護院近くにある和菓子店「仙若堂」。星さんが惚れ込んだのはこのお店の“あんこ”だそうだ。 特に“どら焼き”はちょうどいい大きさで食べやすさもお気に入りの理由の一つだという。お店に来たお客さんとも気軽におしゃべりするなど楽しいひと時を過ごす。ごひいきにされると自分のことのようにうれしいと話す星さん。飾らない星さんの人柄に迫る。

カルチャーランキング

熱中世代が好きな「〝春〟をイメージする歌は」

厳しい冬の寒さをしのぎ、暖かな、心和ませるイメージの歌が多い“春うた”。 出会い、別れ、新生活のスタートなど様々な変化が訪れる季節「春」、今回はそんな「春」と聞いて思い浮かべる“春うた”をランキング。 満開の桜など春の美しい景色とともに紹介する。 定番の歌から、昔懐かしい名曲まで思わず口ずさみたくなるような歌が登場。 熱中世代の皆さんは「春」と聞いてどんな歌に思いを馳せるのでしょうか。

星 由里子(ほし ゆりこ)さん

1958年、東宝が宝塚歌劇団東京公演にちなんで募集した「ミス・シンデレラ娘」に選ばれ芸能界へ。翌年「すずかけの散歩道」で女優デビュー。
1961年「大学の若大将」で恋人役“澄ちゃん”を1968年「リオの若大将」まで11作品演じる。他映画では、「お転婆社員」(1960年)製作者協会新人賞、「わが心の銀河鉄道 宮沢賢治物語」(1996年)日本アカデミー賞助演女優賞受賞。舞台「佐渡島他吉の生涯」菊田一夫演劇賞受賞など、テレビでは、NHK朝の連続ドラマ「あぐり」、「科捜研の女」、「こちら本池上署」シリーズでは上品なお姑役を好演。 女優業と共に「2時のワイドショー」司会など活動の幅を広げる。