熱中世代 大人のランキング
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2015年9月20日
熱中ゲスト
ビリー・バンバン(菅原 孝・菅原 進)
1944年生まれの兄・菅原孝さんと、1947年生まれの弟・菅原進さんによる〝兄弟デュオ〟 ビリー・バンバンがゲスト。2014年、兄弟はそれぞれ大きな病気を患ったが、2015年6月には2人揃って〝復活のステージ〟に上がった。
解散、再結成を経て、デビュー47年となった今も美しいハーモニーを紡ぐビリー・バンバンの歌の世界、そして、〝兄弟の絆〟に迫る。
デビュー曲「白いブランコ」誕生
1969年にレコードデビューをしたビリー・バンバン。デビュー曲「白いブランコ」は弟・進さんが高校時代に作曲したもの。そして彼らにデビューを勧めたのは、昭和歌謡史にその名を刻む音楽家・浜口庫之助氏だった。
ところが、いざレコーディングという時、兄弟は大きく落胆。レコード会社が2人に提示した「白いブランコ」はオリジナルとは異なるアレンジになり、さらに、大切にしていた「2番の歌詞」も削除されていた。「2番の歌詞があってこそ『白いブランコ』」という2人の思いは届かぬまま、レコードは発売された。
今回は、その〝幻の2番〟も含めた完全版「白いブランコ」をフルコーラスでお届けする。
兄弟だからこそ・・・解散、そして再結成
デビューから7年後の1976年に解散した2人。その後、兄・孝さんは司会者として、弟・進さんは作曲家として活動を始めた。そして、1984年には再び「ビリー・バンバン」を復活させた。その裏には兄弟であるがゆえに生じた〝溝〟、そして、兄弟だからこそ通じる〝思い〟があった。兄弟の〝紆余曲折〟の真相とは―。
CMでもおなじみ 〝大人〟の愛の歌
今も、愛をテーマにした歌を歌うビリー・バンバン。2人の歌声はCMでもおなじみだ。特に話題となったのは、兄弟共に60歳を過ぎた2007年に発表した「また君に恋してる」。〝大人〟が聴いて満足する歌、その魅力に迫る。
病から復帰、そして新たなステップへ
デビューから45年の節目となった2014年、兄弟はそれぞれ大きな病気に見舞われた。5月には弟・進さんが大腸がんの手術。そして7月には兄・孝さんが脳出血を患い、長い入院生活を余儀なくされた。後遺症のため車いす生活となった孝さんだが、発症してから11カ月後の今年6月、ビリー・バンバンは2人揃っての〝復活のステージ〟に上った。
ビリー・バンバン〝復活のステージ〟の模様も紹介する。
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行ってみたい日本の世界遺産
注目が集まる日本の〝世界遺産〟・・・ここ数年では富士山や富岡製糸場、そして軍艦島(端島炭坑)などが登録され、いずれにも多くの人が足を運んでいる。
今回は、〝熱中世代〟の皆さんに「行ってみたい国内の世界遺産」をアンケート。それぞれの〝魅力〟についてのオトナの皆さんの声とともに、ベスト5を紹介する。
そして、ビリー・バンバンの2人が行ってみたい国内の世界遺産は・・・。
ビリーバンバン
1969 年兄弟デュオとして『白いブランコ』でデビューし、いきなり大ヒット。
続く『ミドリーヌ』『 れんげ草』『さよならをするために』もビッグセールスを期し、第23回NHK紅白歌合戦に出場。
「世界で最も長く活動を続ける兄弟デュオ」として 、現在は担当28年になる「いいちこ」のCMで、そのソフトなアコースティック サウンドを聴かせている。
2007年、 同CM ソング『また君に恋してる』を発売。
2009年に 坂本冬美さんが同曲をカバーし、大ヒットとなる 。
デビューから46年が経った今も、愛をテーマに贈るソフトなアコスティックサウンドでいつまでも変わらぬ新鮮な感動を呼び起こしてくれる。
まさに、癒しワールドである。