熱中世代 大人のランキング
バックナンバー
2014年6月23日放送
熱中ゲスト
俳優 石坂浩二
俳優デビューから52年の石坂浩二さんがゲスト。多才ぶりは誰もが知るところで、俳優のほかに司会者やナレーター、作家、演出家、そして画家という顔を持つ。
さまざまなことに造詣の深い石坂さんだが、約60年にわたって続けているものがある。模型作りだ。
自身が中心になって、〝老眼世代〟のプラモデルファンのサークル「ろうがんず」を結成して活動するなど、プラモデルへの愛情は深い。
石坂さんも参加した5月に静岡県で行われたホビーショーを取材。多くの模型ファンの前で、石坂さんが賞金総額50万円の作品コンテスト「ろうがんず杯」の開催を発表したのは、その時だった。
スタジオに石坂さんが制作した作品を持参、こだわりポイントを解説してもらうと同時に、プラモデルの魅力や思い出など石坂さんのディープな〝趣味の世界〟をたっぷり聞く。
また、多忙な日々のなかでどのように趣味の時間をつくるのか、長く続けるコツなど石坂流の〝心得〟にも迫る。
カルチャーランキング
〝夏の贈り物〟キーワードは「プレミアム感」
デパートに特設コーナーが設けられるなど、いよいよ本番を迎えたお中元商戦。あなたはどんなものを贈りますか・・・。
カルチャーランキングは〝夏の贈り物〟に焦点をあてる。
番組で熱中世代のオトナにアンケート。贈り物をする習慣はあるのか、また、贈られてうれしいのはどんなものなのか・・・。
この夏のお中元について〝お勧めはプレミアム感〟と話すのは大丸松坂屋の広報。
東京駅に隣接する大丸東京店を訪ねると、1万円ほどの商品(注文カードなど)が目につく。
売れ筋のものはもちろん、この夏の贈り物として〝お勧め〟なのが「高級感」、そして手に入りづらい「プレミアム感」のあるものなのだという。
奔走して集めたという商品は実際どんなものなのか、バイヤーのお勧めベスト5とそれぞれの特徴をランキングする。
プレイバック
俳優としての原点〝意外なスタート〟
石坂さんが俳優としてデビューしたのは1962年。テレビドラマへの出演だった。当時、慶應大学の学生だった。
だが、その前、高校時代にはラジオドラマの放送作家をつとめていたという。その少年はやがて出演する立場に・・・。〝懐かし映像〟とともに当時のエピソードを紐解く。
映画にテレビドラマと多数の作品に出演し続けてきた石坂さん。白黒テレビからカラーへ、アナログからデジタルへ・・・テレビ放送の歴史とともに歩んできたともいえる。
52年の俳優歴で印象深い出来事とは何だったのか。
また、話題を集めているのが石坂さんの朗読CDだ。1969年に発売され、当時大ヒットしたレコード3部作、「海」、「空」、「大地」が初めてCD化されたものだ。
45年ぶりの〝復刻〟。ナレーターとしても名高い石坂さんは、レコーディング時にどんなことを思いマイクに向かったのか。石坂さんの声の秘密にも迫る。
ライフスタイル
画家としての活動と趣味との向き合い方
多方面で活躍する石坂さん。二科展での入賞など画家としての活動もその一つだ。
2004年からは横浜市で絵画教室「あおば HEY アート 倶楽部」を主催。自身が〝先生〟となり、地元の人たちに絵画の指導を続けている。
カメラはある日の教室を取材。石坂さんと〝生徒たち〟の表情を追った。そこで交わされていたのは、一体どんなものだったのか。
石坂さんの絵画への思い、そして地域の人たちとの交流とは・・・。
一方、熱中世代の方々に趣味について聞くと、楽しむ人もいれば、ある悩みを持つ人もいる。そうした悩みに対し、〝趣味の達人〟でもある石坂さんからは、どんなアドバイスが飛び出すのか。
また、石坂さんと趣味との深い関係、さらに〝石坂流〟趣味の秘訣を聞く。
石坂浩二 さん
慶應大学在学中の1962年にテレビドラマ『七人の刑事』でデビュー、卒業後劇団四季に入団。
NHK大河ドラマ『草も燃える』『元禄太平記』などテレビドラマで人気を経て1976年『犬神家の一族』の金田一耕助役に主演、以後市川崑監督でシリーズ化され原作ファンにも絶大な支持を受ける。
市川崑監督作品には『細雪』『おはん』『ビルマの竪琴』『忠臣蔵 四十七人の刺客』など多数出演。
作家、司会者、クイズ番組の解答者としても活躍。
2009年NHK放送文化賞を受賞
2010年橋田壽賀子賞を受賞