辣の道を往く　中国唐辛子回廊　2500キロの旅

番組概要

食を愛する中国人は、突き抜ける辛さを「辣（ラー）」と呼ぶ。 “中国の食と政治に革命を起こした”というこの香辛料に、どんな力が秘められているのか？

はるか海のかなたから長江をさかのぼって、湖南省、重慶、貴州省、四川省へと続く唐辛子伝来の道のりを、かつて朝日新聞の中国駐在員を務めた加藤千洋さんがたどる。

いざ総延長２５００キロ、“唐辛子回廊”の旅へ！

今から数百年前、はるか海のかなたから、中国の味覚をがらりと変える香辛料「唐辛子」が伝来した。
食を愛する中国人は、舌に痛みを感じるほどの刺激と辛さを「辣（ラー）」と呼んで大切にしている。

そんな唐辛子が伝来したルートは、中国海岸部から長江をさかのぼり、湖南省、重慶、貴州省、四川省と総延長２５００キロにおよぶ。

今回この“唐辛子回廊”を巡るのは、朝日新聞の中国駐在員を７年間務めた経験を持つ加藤千洋さん。
豊富な知識とともに、唐辛子の魅力を探る旅に出た。