アメリカ自然史博物館はニューヨーク市マンハッタン区内アッパー・ウエストサイドにある科学博物館で創立は、1869年。このミュージアムはハリウッド映画「ナイト・ミュージアム」の舞台となった博物館である。 3400万点に及ぶ、動物・植物・鉱物など、過去から現在まで、自然界のあらゆる標本や模型が収められている。 アメリカ自然史博物館の展示室は、1階から4階までの4フロアーにまたがり、全46部屋ある。同じフロアーでも、端から端までの単純移動で最低10分。全部を丹念に見て廻るには、最低3日は必要だ。 博物館の一番人気は、本館4階ワンフロアすべてを占める「化石ホール」に展示されている「恐竜」。
全長10メートルを越える大型肉食恐竜ティラノサウルス。 背中に2列、板のような鎧をつけたステゴサウルス。 名前の由来が「三本の角のある顔」というトリケラトプス。 その他にも、100体を越える「恐竜」の骨格標本が展示。しかもそのほとんどが、本物の化石だ。ひと口に「恐竜」と言っても、これまでに化石が見つかった恐竜は、およそ1000種類。その全てを科学するのは大変。 今回は、恐竜の中でも一番有名で、最も人気の高い「ティラノサウルス」を中心に、恐竜のふしぎと謎に迫ってみよう。
アメリカ自然史博物館 住所 Central Park West at 79th St., New York, NY 10024-5192 アクセス 地下鉄81th St. American Museum of Natural History駅から 徒歩約1分 入場料 大人15ドル シニア・学生11ドル 小人(2~12歳)8.5ドル 営業時間 10:00~17:45 休業日 サンクスギビングデー、クリスマス