日曜 夜7:00~7:55 / 土曜 午後4:00~4:55
自然体でいること。優しくいること…。そして、ピュアで美しく。ココロもカラダもキレイでいたい。それがロハスなライフスタイル。番組ナビゲーターはモデルのSHIHO。人と地球に優しくて、自分らしくハッピーなこれからのロハススタイルを提案します。
その昔、江戸時代には、皇居に近いこともあり、広大な名家の屋敷や寺社が
立ち並んでいたという文京区、根津・千駄木エリア。
明治時代には、帝国大学(東京大学)、
背後に隣接する上野の山には東京藝術大学や数々の美術館が誕生。夏目漱石、
森鴎外、石川啄木など、多くの文豪・文化人が集い、数々の作品を発表してきました。
当時の根津・千駄木周辺は、文化の香り高きエレガントで、トレンドを発信する街。
今の街で言う、広尾・西麻布といったエリアに似ているのかもしれません。
今回は、文化の香りが色濃くのこり、
情緒あふれる根津・千駄木をガールズデート。
そのお相手は深澤里奈さん。
この町を愛し、お茶を学ぶため20年以上も通っているという、
「和」への造詣が深い深澤さんとともに、温故知新の気分で散策します。
しとしと雨の降る中、SHIHOが深澤と待ち合わせをしたのは、
昔から根津の中心となってきた、根津神社。
この界隈をよく知らないSHIHOに、里奈さんは「肩に余計な力の入らない街」と教えてくれましたが、
ここ根津神社も深い緑と古い社殿そして、文豪にちなんだエピソードなど、
歴史と趣がありながらも、地元の人々の生活に密着している、
まさにこのまちらしい神社。
神社を後にした2人が、さらにこのエリアをよく知るために向かったのは
110年以上もこのまちで染物・洗い張りを営んできた手ぬぐいのお店「丁子屋」
まるでタイムスリップしたようなお店で、4代目のご主人が2人を迎えてくれました。
ご主人によると、お店の前は以前川が流れていて
その川の脇には何件もの染物屋さんが軒を連ねていたとのこと。
現在その川は道になってしまいましたが、川をそのまま埋め立ててできた道は
驚くほどくねくねしていて、地元の人々にへび道と呼ばれて愛されているそうです。
丁子屋さんのすぐそばに、もう1軒2人の目を奪ったお店が…
「甘味処 芋甚」 こちらも創業大正元年の老舗。
名物のアイスもなかは、110円
当時から作り方のかわらないアイスクリームは、卵を使わず
やさしい練乳の甘さが口のなかに広がります。
へび道を歩い次に見つけたお店は、
「菊見煎餅」
趣のあるお店の外観、その傍には柳の木。
そしてお店の前の椅子では、お母さんにつれられてきた男の子が
お煎餅を齧っていました。
そのなんともゆったりとした時間の流れかた。
これが、SHIHOに深澤さんが見せたかったこのまちの姿なのかもしれません。
そして、この菊見屋さんにも通っていたという鴎外ゆかりの道を散策。
漱石と鴎外が住んだ観潮楼跡を横手に見ながら
しっとりと雨にぬれた藪下道を歩くと、
文豪たちの書いた小説のワンシーンに迷い込んだよう。
SHIHOと深澤さんが感じる、このまちのロハスとは?
根津・千駄木ガールズデート!
明治・大正香りの残るこのまちの魅力に迫ります。
お楽しみに!