前回に引き続き函館スペシャルpart2!!
前回は函館の地元グルメをテーマにお届けしましたが、今回はその料理の材料の一つ「昆布」をピックアップ!
函館で生産されている幻の昆布「がごめ昆布」の秘密を2人が探ります。
なんでも5,6年前までは、分厚すぎるとかで見向きもされていなかったコンブだったらしいのですが、その栄養成分を調べたら、とてつもなくスゴイ昆布だということが分かり、今では高級コンブになったとか・・・。
がごめ昆布に詳しい方に会う為に、函館朝市へ足を運んだ2人。
「こんにちは!」
「あっ! はじめまして」
2人を出迎えてくれた男性は、がごめ昆布専門家の仲川さん。
「早速ですが、がごめ昆布ってどんなすごい昆布なんですか?」
素朴な疑問を仲川さんにぶつけると、
「うーん。説明するより体験してもらった方が早いかも・・・」
3人は、がごめ昆布を削る職人さん会う為に、「梶原昆布」を訪ねます。
「お邪魔します」
作業場に一歩足を踏み入れると・・・部屋いっぱいに広がる昆布の甘い香りが!
「何だかすでに美味しい予感がぷんぷんしますね!」
作業場の奥では、職人の梶原健司さんが昆布を削って「おぼろ昆布」を作る作業の真っ最中。
「薄く削る事で、昆布のうまみがより引き出されるんですよ!」と梶原さん。
「透けて向こうが見えていますね!」
専用の刃物で昆布の表面を削ってできる、薄い綿の様な繊細な昆布・・・。
「やってみますか?」
梶原さんのお誘いで、昆布削りを八嶋さんが体験してみる事に!
「やはり・・・かなり難しいですね・・・」
力が入って思うように削れない八嶋さん。
見るとやるとでは大違い!
がごめ昆布を採っている漁師さんに会う為に津軽海峡に面した町、根崎へと向かった2人。
「黒田さん!がごめ昆布の話の真っ最中ですが、北海道の海産物と言えば何でしょう?」
「・・・・カニですか??」
八嶋さんの突然の質問に困惑気味の黒田さん。
「大正解!実はがごめ漁師さんに会う前に、僕がセッティングしている場所が近くにあるので行ってみませんか?」
八嶋さんの案内で訪れたのが、海に面した場所に佇む1軒の建物。
「こんにちは」
2人を出迎えてくれたのは、通称「カニ博士」こと石塚秀治さん。
八嶋さんが黒田さんの為にセッティングしてくれたのは、浜で茹でたてのカニを食べる事ができる「浜ゆで蟹」
さすが冬の北海道!さすが八嶋さん!
寒さでちょっと元気の無かった黒田さんの為に、セッティングの八嶋さん大活躍です!
茹でたての毛ガニをさっそく頂きながら、カニ博士石塚さんから地元函館人の美味しい蟹の食べ方から見分け方まで教えてもらう2人。
全国の蟹ファン必見です!!
美味しい寄り道の後、2人はがごめ昆布の漁師さんに会う為、函館市内の根崎漁協を訪ねてみる事。
「おー八嶋さん!待ってたよ!」
威勢のいい声の先で待っていたのは函館漁協組合長の橘さん。
70歳を超えているとは思えない元気ハツラツぶり!!
「いやー橘さん。その元気の秘密はがごめ昆布ですね!?」
昔は漁の邪魔になるという事で捨てられていた「がごめ」
今新しい価値を見出されたがごめは、漁師さん達にとっていったいどんな物なのか?
漁師さんならではの「がごめ昆布」の使い方など、豪快組合長との話に寒さも忘れてついつい長話・・・。
「橘さん、体の芯から冷えてしまったので何か温かい物を・・・・」
いつもの調子で八嶋さんのおねだり攻撃。
「婦人部のみんなが、がごめを使った料理を作っているから行ってみるべ!」
八嶋さんの作戦は大成功!
「おじゃましまーす」
「うわーー!すっごーーーい!!」
採れたての海の幸の数々、がごめ昆布のおにぎり、昆布のお吸い物。
これぞ北国家庭料理の真骨頂!!!
みんなと一緒にあたたかい料理を頂く。
2人は楽しい時間をゆっくりと満喫しているようです・・・。
他にも究極の「がごめ昆布料理」を頂けるお店や、がごめを使った面白商品など、お得な情報盛りだくさん!
「いつも、ロハス日和」♯22
2週連続スペシャル企画
「北海道・函館 美食発祥の地を巡る旅 PART2」
お楽しみに!!