ラストメール2 ~いちじく白書~
バーチャルメール対応ドラマ 第3弾!!
10月15日(木)スタート
毎週木曜 よる11:00~11:30 放送
バーチャルメール 登録はケータイから!
「お前の母さんは生きている」…天国の祖父から届いたメールを何度も見返し、ショックを隠せない一希(中村優一)。
母は生まれてすぐに亡くなったと聞いていたのに、今さらそんなことを知りたくなかったと思う。
一方、公民館では日那比多町(ひなびたちょう)の嫁不足解消をめざした婚活パーティーの準備が始められていた。
参加者募集のためチラシ配りをやらされる一希と静果(中村静香)。
そんな中、いつもの天国からのメールが届く。
送り主は戦国時代の武将らしい。先祖代々の田んぼを守るため、独身を続けている末裔の男に嫁をとらせてほしい、というお願いだった。
その末裔とは、人付き合いが苦手でいつも田んぼにいる小西忠次という男性だった。
さっそく小西のもとを訪ねる一希たちだが、「くだらん」と相手にされない。
天国の先祖からは「このままでは一族が途絶えてしまう。そうなったらたたりがあるぞ」と脅しのメールが。
静果は「お嫁さんが来ないと田んぼが守れませんよ」と必死に説得、なんとかチラシだけは受け取ってもらえた。
婚活パーティーの当日。町の男性は10名ほどが集まり、女性は3名のみだった。
妹キャラの桃野みのり、がっちり体型の山崎たづ子、そしてアンニュイな美人・朝比奈巴。
男性たちに人気は美人の巴に集中するが、巴の歯に衣着せぬ発言に次々とばっさり斬られていく。
そんな中、小西が泥のついた作業着で現れた。ほっとする静果。一希は祖父のメールのことで元気がないままだ。
無粋な小西は会話も弾まず、場を白けさせるばかり。孤立してしまった小西はほどなく席を立ち、帰ろうとする。すると巴が引き留める。
「一度も話さずに帰るなんて失礼じゃないですか」
会場に戻った小西はやがて巴と打ち解けはじめる。
小西のあんな表情見たことがないと一希。順調と胸をなでおろす静果だったが、その時先祖からのメールが…。
巴はかつての敵方の末裔なので、すぐに引き離せ!と。
あわてる静果は、耕太を使って二人を引き離そうとするが、あえなく失敗。
一希は死んだ人間のわがままにつきあってられるかと、小西と巴を応援する立場に。
パーティーも佳境に入り、告白タイムの直前に、参加女性の一人・みのりが声を上げた。
巴は結婚してもこの町に嫁に来るつもりはない。彼女の目的は自分の村に婿を連れて帰ることだ、と暴露した。
どよめく男たち。巴は「そのとおりです」と言って会場から去っていく。
一希は小西にこのままでいいのかと迫る。しかし小西は「田んぼを捨てるわけにはいかない」と断言した。
その時、小西の田んぼに薬品が流れ込んでるという一報が入る。
躊躇している小西を前に巴が飛び出して行った。
服が汚れるのも気にせず、水路に土嚢を投げ込む巴。
追いかけてきてそれを助ける小西。
二人の間には共通の感情が流れていた。